リヴァプール、クリスタル・パレスを下して公式戦6連勝! 遠藤航と鎌田大地は89分から揃って出場

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2024年10月05日 22:52  サッカーキング

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クリスタル・パレスに勝利したリヴァプール [写真]=Getty Images
 プレミアリーグ第7節が5日に行われ、クリスタル・パレスとリヴァプールが対戦した。

 ここまで6試合を消化したリーグ戦で5勝1敗を記録し、勝ち点「15」の首位に立つリヴァプール。アルネ・スロット新監督の下で順調な船出を切った同クラブは、現在公式戦5連勝中と絶好調だ。対するは、リーグ戦ここまで3分3敗と未勝利が続くクリスタル・パレス。2部降格圏内となる18位に沈んでおり、ホームで迎える今節は白星奪取が必至となっている。リヴァプールに所属するMF遠藤航とクリスタル・パレスに所属するMF鎌田大地はベンチから出番をうかがう。

 試合は、開始からわずか20秒でクリスタル・パレスが決定機を作る。キックオフ直後にマルク・グエイがロングフィード。右サイドで空中戦が連続すると、ジェフェルソン・レルマがこぼれ球を回収する。素早いパス交換からボックス右角にボールが送られ、イスマイラ・サールがグラウンダーのクロスを供給。エディ・エンケティアがワンタッチでネットを揺らすが、判定はオフサイドとなった。

 すると、9分にリヴァプールがスコアを動かす。ポゼッションでクリスタル・パレスを押し込み、フィルジル・ファン・ダイクが左のコスタス・ツィミカスに展開。同サイドで走り出したコーディ・ガクポに正確なスルーパスを送ると、ダイレクトでゴール前に折り返す。飛び込んできたディオゴ・ジョッタが合わせて先制点をゲット。リヴァプールがシンプルな形で先行した。

 リードされたクリスタル・パレスだったが、15分にアクシデントが発生。ダニエル・ムニョスが足を痛めてピッチに座り込み、負傷交代を余儀なくされる。代わりに古巣対戦のナサニエル・クラインが投入された。

 以降はリヴァプールが攻勢を強めてゴールに迫り、クリスタル・パレスは守備の重心を下げながらの対応が続く。40分にはリヴァプールが右サイドでコーナーキックを獲得し、キッカーを務めたトレント・アレクサンダー・アーノルドが鋭いクロスを供給。ニアでファン・ダイクが合わせたものの、完璧なタイミングで放ったヘディングは枠の上を通過した。

 クリスタル・パレスも前半アディショナルタイムにチャンスを創出。中盤で相手のクリアを拾い、アダム・ウォートンがハーフライン付近のマクサンス・ラクロワにパス。軽く運んで縦に鋭く差し込むと、サールがペナルティエリア内に侵入する。しかし、右足で放ったシュートは枠を捉えたが、GKアリソンに右手一本で防がれた。

 64分にもクリスタル・パレスにチャンスが訪れる。ライアン・フラーフェンベルフのドリブルに対し、敵陣で枚数をかけながらプレスを仕掛ける。ウィル・ヒューズが奪ったボールをジェフェルソン・レルマがワンタッチで縦パス。ジャン・フィリップ・マテタが横パスを送り、エンケティアがダイレクトでシュートに持ち込むが、GKアリソンにストップされた。

 猛攻を見せるクリスタル・パレスは、70分にヒューズが自陣からドリブル。相手を剥がしながら運び、前線のマテタにパスを出す。DFに当たってこぼれたボールをエベレチ・エゼに繋ぎ、思い切りよく左足を一閃。強烈なシュートをお見舞いするが、またもGKアリソンが立ちはだかった。

 そんななか、再三にわたって好セーブを見せていたGKアリソンが負傷。コンタクトはなかったもののプレー続行が不可能となり、79分にGKビテスラフ・ヤロシュがピッチへと送られた。89分には鎌田と遠藤が同タイミングで途中出場した。

 結局、そのまま試合は1−0で終了。リヴァプールが公式戦6連勝を達成した。次節、クリスタル・パレスは21日にアウェイでノッティンガム・フォレストと対戦。リヴァプールは20日にホームでチェルシーと対戦する。

【スコア】
クリスタル・パレス 0−1 リヴァプール

【得点者】
0−1 9分 ディオゴ・ジョッタ(リヴァプール)

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