<ラグビー・WXV2:日本13−19スコットランド>◇5日◇南アフリカ・ケープタウン
女子15人制日本代表「サクラフィフティーン」(世界ランク12位)が、スコットランド(同5位)に惜敗した。19年以来、5年ぶりとなる格上からの勝利を逃した。
カナダ出身女性のレスリー・マッケンジー・ヘッドコーチ(43)は「結果にフラストレーションを感じないわけにはいかない」としつつ「難しい瞬間から抜け出すところで、自爆してしまったところが何度かあった。このチームは成長中。昨年は30点差で負けた(7●38)。後半は問題解決していけた部分があった」と選手の奮闘をたたえた。
23年に新設された3部制の国際大会の2部第2戦。日本は前半3分に先制トライとゴールを許したが、同29分に左中間でパスを受けたNO8斉籐聖奈(32=三重パールズ)のトライで2点差に迫った。前半終了間際にトライを許し、5−12でハーフタイムに入った。
後半は18分にSO大塚朱紗(25=アルカス熊谷)のPGで4点差。同23分に再びトライとゴールで突き放されたが、同27分にFWがモールを押し込み、13−19と6点差に迫った。
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最終盤は相手ゴール前まで迫ったが、あと1歩で届かず、初戦の南アフリカ戦に続いて2連敗となった。
最終戦は11日にウェールズ(同10位)と対戦する。フランカー長田いろは主将(25=アルカス熊谷)は「耐えて、耐えて、アタックできたのはポジティブなところ。トライを取られたのは自分たちのミスからだった。修正していきたいです」と次の戦いを見据えた。【松本航】
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