福原遥主演「透明なわたしたち」Netflix配信決定 「“今”を感じた」など共感集まる

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2024年10月06日 12:31  cinemacafe.net

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「透明なわたしたち」(C)AbemaTV
現在第3話まで配信しているABEMAオリジナル連続ドラマ「透明なわたしたち」が、Netflixにて世界配信されることが決定。作品に対する反響も続々と寄せられている。

本作は、福原遥演じる週刊誌ゴシップライターの碧が、2024年渋谷で起こった身元不明の青年による凶悪事件の犯人が高校の同級生ではないかと気づき、高校時代を回想しながら、真相を追いかけていく社会派群像サスペンス。


2024年の渋谷で起こった無差別刺傷事件の犯人が明かされた第3話。

これまでの配信を見届けた視聴者からは、「“今”を感じた」「現代社会のリアルな危うさを感じる」「誰しもが<透明>だと思い知らされる」といった、本作のテーマである「どこか居場所がないと感じてしまう20代の若者の“今”を切り取る作品」に呼応するかのようなコメントが寄せられたほか、「理想と現実の対比が残酷で美しい」など、現在の生活を憂える声が集まっている。

また、ドラマに精通する著名人や俳優からも「ただ美しいだけではない、少しの痛みと、たくさんの癒やしがあるドラマ」(週刊TVガイド編集長)や、「今の若者たちが見ている世界を追体験できるドラマ」(児玉美月:映画文筆家)、「日本のドラマっぽくない展開 展開 展開にくぎづけ」(入山法子:女優)など作品に対する反響が寄せられている。

<「透明なわたしたち」第3話までのストーリー>

ゴシップ誌のライターとして働く主人公・中川碧は、かつて憧れた報道記者とのギャップに葛藤を抱きながらも仕事に追われる日々を過ごしていた。そんなある日、渋谷で4人が次々と襲われる無差別刺傷事件が発生。駆けつけた警察官に逮捕された男だったが、身元も犯行の動機も解明されず、事件は闇に包まれる。

犯人のメイクを見て何かを思い出す碧。手にしたのは、高校時代の文化祭が記録されたDVDだった。映像を頼りに、碧は10年前の記憶をよみがえらせていく。そこに写っていたのは、渋谷事件の犯人と同じメイクをしたダンスチームの姿。そして、碧は犯人が高校時代の同級生ではないかとの疑いを強めていく。


報道への情熱を捨てきれない碧はスクープを狙い、“元同級生からの犯人予想”という視点で記事の執筆を決意。そして、疎遠になっていたかつての同級生たちにコンタクトを取り始めることで、謎に包まれていた事件は、新たな輪郭を見せ始めるのだった。

渋谷事件から数日が経ち、独自に調査を続けていた碧だったが、犯人の正体は依然として分からないまま。そこで碧は、高校時代から知るかつての親友・梨沙(武田玲奈)に直接コンタクトを試みる。梨沙のひと言で蓋をしていた記憶をよみがえらせる碧。

そして、事態は思わぬ展開を迎える。碧が犯人だと睨んだのは、かつてダンス部で主要メンバーだった同級生の喜多野(伊藤健太郎)だったが、突如何者かによってSNSにアップされた渋谷事件の犯人を特定する投稿に写っていたのは、もう一人の同級生・高木(倉悠貴)の姿だった。錯綜する情報と疑い、物語は過去の事件へとつながる。



高校時代。地元の曳山祭りに参加した新聞部の碧、風花(小野花梨)、梨沙の3人は、ダンス部の喜多野、尾関(林裕太)、高木と意気投合し、「チーム曳山」というグループを作成。穏やかな学生時代を過ごし、高校最後の文化祭を迎えた。しかし、文化祭の夜に部室の放火事件が発生。

事件の第一発見者として現場に居合わせた碧たちは、独自に捜査をすることを決意。取材を進める中、1つの手がかりをつかむ。風花が撮影した動画に映っていたのは、犯行時刻直前に部室から出てきた赤いパーカーの人物だった。何かを隠し、嘘をつく喜多野に疑いを強めていく碧たち。

そして、葛藤を抱きながらも犯人を予想する記事を完成。学校に掲載の許可を求めるも発行は禁止され、碧たちは不満を抱えながらも受け入れたはずだが、翌日掲示板には何者かの手によって張り出された新聞があり、情報は学校中に広まってしまう。記事が拡散され居場所を失っていく喜多野。親友の高木にも見捨てられた彼は、やがて姿を見せなくなり、同級生たちとの接点を失っていった。

高校卒業以来、音信不通となっていた喜多野、SNSで犯人と特定された現在は行方知れずの高木。記事の執筆は難航していた碧は1つの決意を固める。そして数日後、ついに容疑者が特定される。警察から発表された容疑者。その名前に動揺する碧。犯人は誰なのか? そして、なぜ彼は罪を犯したのか? 現在と過去、事件の真相は? 物語は新たな展開を迎える。
本作は、映画『Winny』『ぜんぶ、ボクのせい』の松本優作が脚本と監督を務め、映画『ヤクザと家族 The Family』『正体』を手掛ける藤井道人がプロデュースする。

「透明なわたしたち」は毎週月曜日23時〜ABEMAにて配信中(全6話)。








(シネマカフェ編集部)

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