Moto3日本人三銃士は全員シングルフィニッシュも「表彰台を取れず悔しい」と口を揃える/第16戦日本GP

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2024年10月07日 07:10  AUTOSPORT web

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Moto3クラス日本人最上位は6位を獲得した山中琉聖
 10月6日、MotoGP第16戦日本GP決勝レースが行われ、Moto3クラスにフル参戦する日本人ライダーの山中琉聖、鈴木竜生、古里太陽は3人全員がシングルフィニッシュを達成した。

■山中琉聖(MT Helmets-MSI)決勝:6位
「素直に悔しい気持ちがあります。ここ数戦は流れが悪かったので、週末に入って厳しい部分もありました。ラップタイムは悪くなかったのですが、バトルした時にはそういった流れの悪さが出てしまいました。あとはタイヤマネジメントやレースの組み立て方も少し良くなかったので、そのあたりが今回表彰台を取れなかった敗因だと思います」

「レース序盤、アロンソや他の選手と比べたら無駄な動きでタイヤを使ってしまったのかなというのがあります。レース中盤も、1回順位落とした後に連続で落としてしまって、リカバリーするのにも時間掛かりました。」

「ただ、過去数戦悪いのが続いていたので、ここで(上位に)戻れたことはひとつ安心できるポイントです」

「応援してくださっている方の前で表彰台に登るのが目標でしたが、それに応えられなかったので、素直に悔しい気持ちです」

■鈴木竜生(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)決勝:7位
「昨日の予選でちょっとグリーンに乗ってしまったミスがあったせいで、17番手からのスタートでした。それがなければ3列目からのスタート、もっと違うレースになったのかなと思います」

「1周目をトップから4秒差で終えて、結局レースは2秒差で終わったので、ペース自体はトップよりも全然良かった分、悔しいレースでしたね。予選さえよければ表彰台も狙えていたと思います」

「ようやくバイクに対しての理解が深まってきて、レースペースについても全然悪くないので、あとは土曜日の予選をうまくまとめ上げることを頑張ります」

■古里太陽(Honda Team Asia)決勝:9位
「厳しい中でも、最後までやれることはやったかなと思います。とりあえずの走りはできていました。今年の中では真ん中ぐらいの、あまりいい結果ではなかったのですが、できることはやって最後まで頑張った結果がこれ(9位)なので納得しています。」

「直線でのアドバンテージがなくて、セクター3のストレートが厳しかったです。それでもコーナーではなんとか追いつけていたので、次に繋がる走りはできたと思います。点数にすると70点くらいです」

「3回目の日本GPで9位は大して悪くないし、とりあえずはよかったかなと思います。もてぎは得意なサーキットではないのですが、来年の日本GPに向けてちょっとずつ良くなっていけばいいと思います」

 3人のライダーは1週間のブレイクの後、オーストラリア、タイ、マレーシアの3連戦に挑む。シーズン終盤、日本GPの雪辱を果たす走りを期待したい。

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