日曜ドラマ「若草物語」1話 堀田真由“涼”が大御所脚本家に切った啖呵に「痺れた」「スッキリ」の声上がる

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2024年10月07日 10:31  cinemacafe.net

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「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」第1話(C)NTV
堀田真由が主人公を演じる「若草物語 恋する姉妹と恋せぬ私」の1話が10月6日に放送。涼が大御所脚本家・大崎に啖呵を切る姿に「痺れた」や「スッキリ」の声が上がっている。

幸せに恋愛が必要かを問う本作は、若草物語を題材に令和を舞台にしたシスターフッドな物語。ドラマ制作会社で助監督として働く町田家の次女・町田涼を堀田真由、涼の幼馴染・行城律を一ノ瀬颯、結婚願望強めの長女・町田恵を仁村紗和、恵の恋人・小川大河を渡辺大知、服飾専門学校に通う四女・町田芽を畑芽育、芽のクラスメイト・沼田灯司を深田竜生、役者を志す三女の衿を長濱ねる、大御所脚本家・黒崎潤を生瀬勝久、涼の先輩でプロデューサーの柿谷成実を臼田あさ美が演じている。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
2024年、日本のとある小さな町。一つ屋根の下、たくましく騒がしく生きてきた町田家の四姉妹。

勝気で口が達者な次女・町田涼(堀田真由)は、脚本家志望だったものの訳あって今はドラマ制作会社で助監督として働き、慌ただしい毎日を送っている。「私は恋も結婚もしない。一生姉妹で暮らしたい!」と恋愛至上主義の風潮に抗いながら生きる涼のもとに、ある日大御所脚本家・黒崎潤(生瀬勝久)が書いたドラマの監督を務めるチャンスが巡ってくる。しかし、“ドラマ業界のヒットメーカー”と称される黒崎の口から出る言葉は、涼が反論したくなるものばかり。先輩でもあるプロデューサーの柿谷成実(臼田あさ美)からは、「口には気を付けて」と釘を刺される。

一方、結婚願望強めの長女・町田恵(仁村紗和)は、ハローワークの非正規職員。周囲に内緒で正規職員の小川大河(渡辺大知)と職場恋愛中だが、彼から結婚をはぐらかされたり、上司からひそかに送られてくる“おじさん構文”全開の私的なメッセージに頭を悩まされたり、モヤモヤを募らせる日々。

そんな姉たちを尻目に、したたかで甘え上手な四女・町田芽(畑芽育)は、ファッションデザイナーになる夢を叶えるべく、服飾専門学校で服作りの腕を磨いている。しかし、「結婚するならお金持ち限定」と割り切り、エリート大学生の彼氏と交際を続けてきたものの、二股されていることが発覚。「遊んでみる?」とクラスメイトの沼田灯司(深田竜生)に誘われ、身体の関係を持ってしまう。常日頃から高価なファッションアイテムで身を固め、ミステリアスな色気を漂わせている沼田はまさに“沼オトコ”。しかし、周囲とはどこか一線を引いている様子。

三女の衿(長濱ねる)は、心優しくおっとりとした性格。役者を志す衿は、脚本家を目指す涼にとって一番の理解者でもあり、心の支えそのもの。「将来衿のためにドラマを書きたい」と願う涼と、「いつか涼の書いたドラマで主演をやりたい」と夢見る衿。しかし、衿は2年前に突然姿を消していた。

そんな衿の“不在”によって心にぽっかりと穴が空いた涼の前に、すっかり大人になった幼馴染・行城律(一ノ瀬颯)が9年ぶりに姿を現す。小中高を共に過ごした涼と律は親友同士でもあったが、律は涼に対して“特別な想い”を抱いているようで――というのが1話の展開。

芽のクラスメイト・沼田の「遊んでみる?」発言からの急展開にSNSでは「沼田、想像以上に沼オトコ」や「最初の方は沼田かっこいいやばいだったのに「遊んでみる?」からの展開早すぎて心臓口から飛び出しそうになったし時止まった…。」「予告で「遊んでみる?」ってシーンあるのは知ってたけどいざテレビで見てみると破壊力ヤバイし沼田くんチャラすぎるし表情とか喋り方とか何から何まで沼すぎて」などの声が。

その後、監督になった涼は「もっと恋しないともったいないよ」という台詞に違和感を感じ、台詞を変えたパターンとそのままのパターンを撮ることに。しかし、そこへちょうど黒崎がやってきてしまう。台詞を変えたことに気づいた黒崎は、怒り心頭。落ち込む涼だが、律に渡された高校時代の演劇のテープを見て「お姉ちゃんの脚本は、今の世の中で声を上げられない人たちの大きな味方になると思います。これからも古い価値観をぶっ壊して面白い作品をたくさん作ってください。周りが何と言ってもお姉ちゃんが脚本家になることが私の夢です。町田涼さんの1番のファン、衿でした」という衿からのメッセージに力をもらう。

その後、涼は柿谷と大崎のところへ謝罪に行く。しかし、大多数の価値観に合わせて脚本作りをするよう諭され、思わず反論。「お前みたいな少数派が自分を主語にしてドラマを作ったところでマスには届かないって言っただろう」と言われ、止まらない涼は脚本家になって黒崎と同じステージに上がり、古い価値観を壊すと啖呵を切り、会社を辞めるのだった。そんな涼の行動に「真由ちゃんの痛快ひとこと痺れた〜」や「次女の涼の考え方や生き方にめっちゃ共感できる。啖呵を切ったエンディングには思わず心から拍手をしたい気持ちになった」、「涼が啖呵切ってくれてスッキリした」などの声が上がっている。

【第2話あらすじ】

「書けばいいんでしょ!?黒崎さんと同じステージまで這い上がって、古い価値観ぶっ壊してやりますから!」と大御所脚本家の黒崎(生瀬勝久)に啖呵を切った町田家の次女・涼(堀田真由)。しかし貯金も仕事もないのに、来月からの家賃の支払いや奨学金の返済、妹の学費の支払いが待っている。今更ながら事の大きさに気付いてどんより気分の涼だが、もう後には引けなくなっていた。

一方、涼のピンチを知る由もない長女・恵(仁村紗和)は、昼夜問わず送られてくる上司からの私的なメッセージが日に日にエスカレートしていくことにモヤモヤを募らせる。四女の芽(畑芽育)は、ホテルでの一件以来、寝ても覚めても沼田(深田竜生)のことで頭がいっぱい。エリート大学生の彼氏よりも沼田からの連絡を期待してしまう芽は、学校の課題で沼田とペアを組むことになってドギマギする。

そんな姉と妹に「会社を辞めた」と言い出せない涼は、恵が勤めるハローワークにこっそり足を運び、恵に隠れて失業保険の手続きをしようとするが、またもや口が災いして大騒動に。脚本家になるにはコンクールで入賞するのが近道だと悟った涼は、憎き黒崎が審査員を務める新人脚本賞に応募しようとするが、書きたいテーマが見つからず筆が全く進まない。こんなとき三女・衿(長濱ねる)がいてくれたらと思った涼は、読まれるはずのないメッセージを衿のスマホに送ってみるが――。
「若草物語 恋する姉妹と恋せぬ私」は毎週日曜22時30分〜日テレ系にて放送中。




(シネマカフェ編集部)

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