『メガロポリス』のフランシス・フォード・コッポラ監督、『ジョーカー』続編のトッド・フィリップス監督を称賛

0

2024年10月07日 13:31  cinemacafe.net

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

cinemacafe.net

フランシス・フォード・コッポラ監督 Photo by Michael Loccisano/Getty Images
『ジョーカー』の続編『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』が、10月4日(現地時間)から北米で公開開始となった。5年前の同日に公開された前作は、オープニング興行収入9620万ドルを稼ぎ出し、北米の10月公開作品で歴代トップに立つという記録を打ち立てたが、今作は半分以下の4000万ドルと苦しい滑り出し。観客の満足度を調査する「CinemaScore」では、コミックブックを原作としたハリウッド映画で初めて「D」判定(最低から2番目)を受けるという不名誉な記録を残した。

しかし、『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』にももちろんファンはいる。巨匠フランシス・フォード・コッポラ監督が、インスタグラムで同作のトッド・フィリップス監督にエールを送った。「トッド・フィリップス監督の映画はいつも私を驚かせてくれて、とことん楽しめる。『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』以来、彼は観客の一歩先を行って、彼らが予想するようなことはしないんだ。『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』におめでとうと言いたい。撮影監督のローレンス・シャーが、この映画が(私の)『ワン・フロム・ザ・ハート』から視覚的に影響を受けていると言ってくれたことも、とても光栄に思う」。

フランシス・フォード・コッポラ監督といえば、長年温めてきた企画に私財を投入して製作費1億2000万ドル以上を調達し、映像化した『Megalopolis(原題)』が9月27日、ついに北米で公開開始に。しかし、オープニング興行収入は400万ドルと非常に厳しいスタートであったことに加え、「CinemaScore」では『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』よりは若干上の「D+」判定を獲得していた。



(賀来比呂美)

    ニュース設定