「いじめ被害者から加害者へ」ジャンポケ斉藤、不同意性交容疑で書類送検に広がる失望

学生時代に受けたいじめについて多くのメディアで語ってきたジャングルポケット・斉藤慎二。書類送検され「裏切られた気持ち」の声も

お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二（41）が、不同意性交および不同意わいせつの容疑で東京地検に書類送検された。7日朝にこの件が報じられると、ネット上は騒然となった。先月末、斉藤が体調不良を理由にレギュラー出演していた番組を次々と降板した際、「重病ではないか」と心配の声があがっていたため、真相が明らかになり失望する人も少なくなかった。

9月25日に放送された日本テレビ系の情報番組『ZIP！』で、2023年7月から水曜パーソナリティを務めていた斉藤慎二の降板が発表された。同日、彼が10年以上司会を務めた中央競馬中継『ウイニング競馬』（テレビ東京）の公式サイトでも、斉藤の降板が報告された。同月20日には、吉本興業が「先月来、入院するなど体調不良が続いておりましたが、このたび本人より当面の活動を休止したい旨の申入れがありました」と発表していたが、両番組に対しても、所属事務所を通じて斉藤本人から降板の申し出があったという。

また、彼のSNSの更新が2か月以上途絶えていたことから、ネット上では「重病で緊急入院しているのではないか」といった心配の声が多数寄せられていた。

しかし10月7日、斉藤が警視庁新宿署に不同意性交および不同意わいせつの容疑で書類送検されたことが明らかになった。事件は7月、東京都新宿区内で駐車中のロケバス内で発生し、被害女性が警察に相談したことで明るみに出た。斉藤は容疑を認めているという。

斉藤は、学生時代に受けたいじめについて多くのメディアで語っており、その経験が人生やキャリアに大きな影響を与えたとされている。いじめに関する講演活動にも積極的に取り組み、被害者に寄り添い、いじめに苦しんでいる人たちへエールを送り続けてきた。

しかし、今回の容疑が明らかになったことで、彼に対する失望の声が広がった。「自分自身がいじめの被害者で辛い経験をしてきたのに、立場の弱い女性に性的暴行を加えるなんて信じられない」「いじめの経験を語る斉藤さんの姿に誠実さを感じ、応援していたのに裏切られた気持ち」「数年前、NHKの番組でいじめをテーマに語っていた彼が、こんな事件を起こすなんて残念で仕方がない」といった声がネット上で相次いでいる。

画像2枚目は『ジャングルポケット太田　Instagram「本日19時から『ザベストワン』レギュラー一発目出させてもらってます！」』より
（TechinsightJapan編集部　みやび）

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