人気バンド、まさかのライブ3度中断アクシデントにボーカル「しこりが残った」

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2024年10月08日 12:29  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

Novelbright竹中雄大(2021年7月撮影)

ロックバンドNovelbrightのボーカル竹中雄大(28)が8日までにインスタグラムで生配信を実施。バンドのライブが中断を繰り返したことについて思いを語った。


Novelbrightは5、6日に兵庫・姫路市でツアーファイナル公演を開催したが、一部座席を除いてオールスタンディングで実施されたこともあり、2日目の公演は観客の体調不良により3度中断するアクシデントがあった。竹中は「お客さんが倒れちゃって救護が必要というので。ファンの方が俺等にアクションをしていたのを見つけて、止めた方がいいなと」と中断した経緯を説明した。


これまでも夏フェスなどでアップテンポの曲によって会場が盛り上がった際にそうしたアクシデントが起きることはあったが、今回は中断した3度ともバラード曲を演奏中の出来事だったことから、演奏を再開しても「むっちゃしんみりしちゃって」。中断が続いたことでライブの流れが損なわれた。「正直、ライブの流れも自分たちで1つ1つ考えて作ってるし、セットリストとか演出とかも流れを大切にして、気持ちでライブやってるんで、正直、中断したくないし、自分が今、気持ちめっちゃ入れてるぞっていうところが一瞬、なくなっちゃうわけですから、正直キツイっちゃキツイ」と話した。


また、中断したことで開催時間の関係から予定していたセットリストの一部を削除せざるを得なくなったことも明かした。「もちろん安全が大事」と強調した上で、「3回バラードで中断してやり直してっていうのが、個人的にも色んな意味で悲しかった。倒れちゃったことも悲しいし、中断せざるを得なくなったことも悲しいし、ライブの流れが壊れたことも悲しい」と複雑な思いを吐露。「しこりが残った感じがあった。完全燃焼しきれなかったというか…」と、不完全燃焼のままライブを終え、すぐにスタッフと対策についてミーティングしたという。今後もライブハウスなどスタンディングでのライブも予定されていることから、体力や体調に不安のあるファンには「後ろで観てもらったほうが安全かなと思います」と呼びかけた。

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