ヤマハ、英ケータハム社と新型EVスポーツクーペ開発で協業 - 独自のeアクスルを供給

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2024年10月09日 09:01  マイナビニュース

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ヤマハ発動機はVTホールディングス傘下の英ケータハム(Caterham EVo Limited)が量産・市販化に向けて開発を進めている新型EV(電気自動車)スポーツクーペ・プロジェクト(プロジェクトV)にパートナーとして参画し、協業を進める。


○プロトタイプは2025年央の完成を目指す



「プロジェクトV」は「Light-weight」「Simple」「Fun-to-Drive」というケータハムのドライビングプレジャーを最重視するDNAを受け継ぐEVスポーツクーペの開発プロジェクトだ。

ケータハムは2023年7月に英国のモータースポーツイベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で、2024年1月には東京オートサロンで「プロジェクトV」のコンセプトカーを発表。現在は量産・市販化に向け、東京アールアンドデー(R&D)とともに、2025年央頃の完成を目標にプロトタイプ車両の開発・製作を進めている。



ヤマハ発動機はEVのパワートレイン主要部に当たるeアクスルを独自開発し、その試作品をケータハムと東京R&Dが開発・製作を進めるプロトタイプ車両向けに供給。車両の運動制御においても同社の技術や知見を提供し、“Caterham Powered by Yamaha Motor"の実現を目指す。



ヤマハ発動機は全社環境目標として、2050年までにスコープ3におけるカーボンニュートラルを達成することを掲げている。強みである最先端の小型・軽量電動パワートレインの開発に取り組んでおり、2024年3月にはフォーミュラE世界選手権への参入も表明した。持続可能な社会の実現に向けて、今後もサステナビリティに寄与する技術の研究・開発を推進する。(エボル)

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