福山雅治&有村架純が初共演 殺人事件の謎に挑む東野圭吾原作『ブラック・ショーマン』

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2024年10月10日 05:01  cinemacafe.net

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『ブラック・ショーマン』©2025「ブラック・ショーマン」製作委員会
福山雅治主演映画『ブラック・ショーマン』の公開が決定。初共演の有村架純と殺人事件の謎に挑む。

元中学校教師である神尾英一が何者かに殺された。2か月後に結婚を控えていた神尾真世だったが、父・英一の突然の訃報を受け、実家のある町に戻る。その町はコロナウイルスの蔓延以降、観光客も遠のき、活気を失ってしまっていた。そんな折に起こった殺人事件。教師として多くの教え子から慕われていた英一はなぜ殺されなければならなかったのか。

真実を知りたいと願う真世の前に現れたのは、叔父の神尾武史。かつてラスベガスで名を馳せた元マジシャンだ。卓越したマジック(+手癖の悪さ)とメンタリスト級の巧みな人間観察&誘導尋問を武器にして、武史は、姪・真世と共に、大切な家族が殺された殺人事件の謎に挑む――。

本作は、東野圭吾による小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」の映画化。刑事・物理学者・探偵・超能力者など、数々の魅力的な主人公を生み出してきた東野氏が次に生み出したのは、超一流マジシャン。国内累計発行部数はシリーズ累計で78万部を突破、2020年の発行以来、多くの言語に翻訳され、世界中で読まれている大ヒット小説だ。

福山が演じるのは、ラスベガスで名を馳せるほどの卓越したマジックと、巧みな人間観察能力を持ちながら、金にシビアで息を吐くように嘘をつく、超個性的な主人公・神尾武史。製作陣が、原作サイドへ映像化を打診し、ガリレオ制作の流れから主人公の配役に福山の名前を挙げると、東野は「それは当然でしょう」と快諾。その後、福山に打診し、こちらも快諾。東野氏が本作を執筆したきっかけも、福山の「ダークヒーローを演じてみたい」という言葉にあったという。

また有村が、武史の姪であり、実父が何者かに殺されたことをきっかけに、武史とバディを組み、殺人事件の解決に向けて奔走する神尾真世を演じる。

ダークヒーローという新たなアプローチに挑む福山は「東野先生が描かれたブラック・ショーマンの世界、そして原作ファンの皆様のご期待に沿いながら、さらに上回っていくような映像作品にすべく尽力いたします」と話し、「有村さんとは初共演ですが、以前、報知映画賞授賞式の舞台袖でお話しさせていただきました。常に心を込めて向き合う誠実さと、作品に殉ずる覚悟を感じています。どんなセッションになるのかとても楽しみです」と共演に期待を寄せる。

有村は「自分自身を振り返りながら真世と一緒に過ごしていきたいと思います」と意気込み、「福山さんとは授賞式で初めてお会いした際に、作品を一緒に作れたら良いですね、なんてお話ししたことを覚えています。素敵なバディを組めるよう皆さんと共に最後まで頑張ります」とコメントしている。

なお、監督は『コンフィデンスマンJP』『イチケイのカラス』シリーズの田中亮。 撮影は、10月下旬クランクイン予定だ。

『ブラック・ショーマン』は2025年公開予定。




(シネマカフェ編集部)

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