原作・東野圭吾×主演・福山雅治が再タッグ「ブラック・ショーマン」映画化決定 “初共演”有村架純と殺人事件の謎に挑む

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2024年10月10日 05:04  モデルプレス

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福山雅治、有村架純(C)2025「ブラック・ショーマン」製作委員会
【モデルプレス=2024/10/10】東野圭吾氏による小説『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』(光文社文庫刊)の映画化が決定(2025年公開)。主演は俳優・アーティストの福山雅治が務める。

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◆東野圭吾×福山雅治「ブラック・ショーマン」映画化

刑事・物理学者・探偵・超能力者など、数々の魅力的な主人公を生み出してきた東野氏が次に生み出したのは超一流マジシャン。本作は国内累計発行部数はシリーズ累計で78万部を突破し、2020年の発行以来、多くの言語に翻訳され、世界中で読まれているヒット小説である。

ラスベガスで名を馳せるほどの卓越したマジックと、巧みな人間観察能力を持ちながら、金にシビアで、息を吐くように嘘をつくという、超個性的な主人公・神尾武史を演じるのは、アーティストとしても俳優としても第一線で活躍し続け、静と動、天才物理学者から幕末の志士まで幅広く表現できる福山。製作陣が原作サイドへ映像化を打診し、ガリレオ制作の流れから主人公・武史の配役に福山の名前を挙げると、福山のことをよく知る東野氏は「それは当然でしょう」と快諾。その後、福山に打診し、こちらも快諾。「またいつかお仕事ご一緒できたらいいですね」という会話もしていたという2人。早くもその話が実現することとなった。

実は東野氏が本作を執筆したきっかけも、福山の「ダークヒーローを演じてみたい」という言葉にあったという。そんな東野氏と福山の絆が生んだ作品の映像化が始動。福山が主人公・天才物理学者の湯川学を演じ、2007年にテレビドラマがスタート、2シーズンのドラマと、『容疑者xの献身』(2008年)、『真夏の方程式』(2013年)、『沈黙のパレード』(2022年)という3作の映画がいずれもヒットを記録した「ガリレオ」シリーズの<原作・東野圭吾×主演・福山雅治>というゴールデンコンビが再びタッグを組む。

◆福山雅治、有村架純と初共演でバディに

さらに、福山演じる神尾武史の姪であり、実父が何者かに殺されたことをきっかけに、武史とバディを組み殺人事件の解決に向けて奔走する神尾真世を演じるのは、ラブストーリーからコメディ、時代劇に至るまで、様々な役柄を見事に演じ、その確かな演技力から人々を魅了する俳優の有村架純。エンタメ業界のトップランナーである2人の化学反応、そして新たなる名バディが誕生する。

そして、メガホンを取るのは『コンフィデンスマンJP』シリーズや『イチケイのカラス』シリーズなど数々のヒットシリーズを手掛ける田中亮監督。ダークヒーローという新たなアプローチに挑む福山は「東野先生が描かれたブラック・ショーマンの世界、そして原作ファンの皆様のご期待に沿いながら、さらに上回っていくような映像作品にすべく尽力いたします」と、父を殺されてしまう難役に挑む有村は「あの時ちゃんと向き合う勇気を持っていれば回避できたことも、自分の中の恐れが邪魔をしてボタンを掛け違えてしまう。自分自身を振り返りながら真世と一緒に過ごしていきたいと思います」とコメント。また、今回が初共演となる2人はお互いについて「常に心を込めて向き合う誠実さと、作品に殉ずる覚悟を感じています。どんなセッションになるのかとても楽しみです。(福山)」「素敵なバディを組めるよう皆さんと共に最後まで頑張ります。(有村)」と語っている。福山と再タッグを組む東野氏は「福山さんの悪党ぶりが今から楽しみです。そんな主人公に振り回される有村架純さんの演技にも期待大です。名コンビ誕生を心よりお祝いいたします」と全幅の信頼と大きな期待を寄せている。(modelpress編集部)

◆神尾武史 役:福山雅治

以前はラスベガスを拠点に活躍していた元マジシャン。現在は東京でバーを経営。頭が切れ、人間心理に詳しく、誘導尋問や騙しはお手の物。また、鮮やかなほどに手癖が悪く、警察や容疑者の所持品を一切バレることなく、覗き見ることができる。マジシャンならではの方法で、兄が殺された殺人事件の謎に挑む。

<コメント>
東野先生が描かれたブラック・ショーマンの世界、そして原作ファンの皆様のご期待に沿いながら、さらに上回っていくような映像作品にすべく尽力いたします。僕が演じる神尾武史は元マジシャン。手品には口という文字が3つ内包されています。彼は虚実綯い交ぜの言葉と行動で非日常の空間を作り上げます。「つまらない真実よりも面白い嘘のほうがいい」そんな風に描いていければと思っています。東野先生から託された新時代のダークヒーロー神尾武史へと準備を重ねます。有村さんとは初共演ですが、以前、報知映画賞授賞式の舞台袖でお話しさせていただきました。常に心を込めて向き合う誠実さと、作品に殉ずる覚悟を感じています。どんなセッションになるのかとても楽しみです。

◆神尾真世 役:有村架純

武史の姪。不動産会社に勤務する建築士。現在は明朗で弁も立ち、建築士としても評判が良いが、中学時代は無口で地味な性格だった。父・英一の突然の訃報に動揺しつつも、父の弟である武史に再会し、武史とともに事件解決のために動き出す。

<コメント>
そんなつもりじゃなかった、という些細なことから大きなことまで、生きているとあると思います。あの時ちゃんと向き合う勇気を持っていれば回避できたことも、自分の中の恐れが邪魔をしてボタンを掛け違えてしまう。自分自身を振り返りながら真世と一緒に過ごしていきたいと思います。福山さんとは授賞式で初めてお会いした際に、作品を一緒に作れたら良いですね、なんてお話ししたことを覚えています。素敵なバディを組めるよう皆さんと共に最後まで頑張ります。

◆原作:東野圭吾氏コメント

新作を書くにあたり、どんな主人公にしようかと考えていた頃、福山雅治さんから、「ダークヒーローを演じてみたいんです」と聞きました。なるほど福山さんの悪党なら是非見てみたいと思ったのが、『ブラック・ショーマン』執筆のきっかけです。主人公は人格者でも正義漢でもなく、人を騙す快感だけを求めて行動します。兄殺しの謎を追うにしても、まともな手段は取りません。福山さんの悪党ぶりが今から楽しみです。そんな主人公に振り回される有村架純さんの演技にも期待大です。名コンビ誕生を心よりお祝いいたします。

◆監督:田中亮氏コメント

東野圭吾さんによって生み出された、『謎を解くためなら手段を選ばないニューヒーロー』に福山雅治さんが命を吹き込む。そしてバディとなる姪には有村架純さん。これほど胸躍る組み合わせがあるでしょうか。原作を初めて読んだ時にページをめくる手が止まらなかったあの疾走感と高揚感を、映像でも体験していただけるようにキャスト・スタッフ一同全力を尽くします。映画「ブラック・ショーマン」が繰り広げる最高のエンターテイメントショーに是非酔いしれてください!

◆ストーリー

元中学校教師である神尾英一が何者かに殺された。2か月後に結婚を控えていた神尾真世(有村架純)だったが、父・英一の突然の訃報を受け、実家のある町に戻る。その町はコロナウイルスの蔓延以降、観光客も遠のき、活気を失ってしまっていた。そんな折に起こった殺人事件…。教師として多くの教え子から慕われていた英一はなぜ殺されなければならなかったのか。真実を知りたいと願う真世の前に現れたのは叔父の神尾武史(福山雅治)。かつてラスベガスで名を馳せた元マジシャンだ。卓越したマジック(+手癖の悪さ)とメンタリスト級の巧みな人間観察&誘導尋問を武器にして、武史は、姪・真世と共に、大切な家族が殺された殺人事件の謎に挑む。

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