JR東日本209系1000番代を常磐線カラーに - 地下鉄直通型車両撮影会

JR東日本八王子支社は10日、豊田車両センターで地下鉄直通型車両の撮影会を11月3・4日に開催すると発表した。209系1000番代とE231系800番代を計3編成並べ、209系1000番代の1編成を常磐線各駅停車の装いに可能な限り復元するという。


209系1000番代は常磐線(各駅停車)から東京メトロ千代田線へ直通する車両として導入されたが、中央快速線等グリーン車導入準備に伴う一時的な車両不足を補うため、中央線に転属。帯色の変更等も行われた。E231系800番代は中央線(各駅停車)から東京メトロ東西線へ直通運転を行う車両として活躍している。

11月3・4日のイベントは普段立ち入ることのできない豊田車両センター検修庫で行われ、209系1000番代を2編成、E231系800番代を1編成、計3編成を並べて展示。209系1000番代のうち1編成について、東京方先頭車の一部を登場当時に走行していた常磐線各駅停車の装いに可能な限り復元し、これにより3種類の線区カラーがそろう貴重な機会とする。


両日とも10時から13時までと、14時20分から17時20分までの2回開催。検修庫での撮影会は高尾方からの撮影(209系1000番代は2編成とも中央快速線仕様)、東京方からの撮影(209系1000番代のうち1編成が常磐線各駅停車仕様)を約50分ずつ行う。18歳以上を対象に、各日40名(午前の部20名、午後の部20名)を募集し、参加費用は1名4万円。「JRE MALL チケット」の商品販売ページで10月17日12時から販売開始し、定員に達し次第、申込み受付を終了する。（MN 鉄道ニュース編集部）