渡辺えり「無謀な企画を立ててしまった」古稀記念2作連続上演決定 室井滋、黒島結菜ら出演

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2024年10月10日 18:35  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

渡辺えり(2023年4月撮影)

渡辺えり(69)が、25年1月に古稀記念2作連続公演「鯨よ!私の手に乗れ」「りぼん」を上演することが10日、決まった。「多くの演劇好きが私の熱情に共鳴してくださった」と自信をみせている。


渡辺は、80年代の小劇場ブームをけん引し、今もエネルギーをそのままにひた走る存在。徹底的に手作りで“やっかいなこと”にこだわるその演劇を、これから演劇の迷宮に突入していく若い人や、この後の世界を生きるすべての人に届けたいという思いで企画した。


「鯨よ!私の手に乗れ」は17年、「りぼん」は03年、07年に再演された人気作。激動の時代に翻弄(ほんろう)されながらも力強く生きていく女性たちの姿を描いている。来年1月、70歳の古稀を迎える節目に、この2作品の上演を選んだという。


出演は渡辺のほか、木野花、三田和代、黒島結菜、室井滋、シルビア・グラブ、宇梶剛士、ラサール石井ら、渡辺と縁が深く、演劇を愛するキャストが名を連ねている。


古稀記念2作連続公演は、25年1月8日から同19日まで、東京・本多劇場で。同22日には渡辺の故郷である山形公演(山形市民会館)も行う。


◆渡辺えりコメント


躁状態の時に無謀な企画を立ててしまった! 平和への祈りも男女格差問題のメッセージもなかなか届かず、もう時間がないと焦った結果だが、こんなにも多くの演劇好きが私の熱情に共鳴してくださった! ありがたい! 長年支えてくれている信頼出来るスタッフとキャストの皆さんとオーディションで選ばれた若い力とのコラボをお楽しみください。

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