最大毎秒1.4万MB対応の高速モデルや8TBの大容量モデルなど――NVMe SSDの新製品がざくざく登場！

　今週（10月6日週）は、M.2 NVMe SSDの新製品が複数登場している。

【その他の画像】

●2TBで連続読み出し最大毎秒1.4万MBの「LEGEND 970 PRO」が登場

　ADATAから登場したのは、PCIe 5.0接続の「LEGEND 970 PRO」だ。販売を確認したのは、ドスパラ限定モデルとして系列店に並んだ2TBモデル「SLEG-970P-2TCI-DP」と、1TBモデル「SLEG-970P-1TCI-DP」となる。

　2TBモデルは、連続読み出しが最大毎秒1万4000MB／同書き込みが最大毎秒1万1000MBにもおよぶ高速モデルとなる。価格は3万9980円と2万4980円だった。

　また、Western DigitalのPCIe 4.0シリーズ「WD_BLACK SN850X」の最大容量となる8TBモデルも出回っている。ヒートシンク付きが13万円弱、ヒートシンクなしが12万5000円弱だ。

　入荷したパソコンSHOPアークは「PlayStation 5 Proの発売も間もなくですし、大容量ドライブを増設したい人に売れそうです。PCパーツとしても、あまりライバルがいない容量になるので、指名買いが多くなるかもしれませんね」と話していた。

●値段がほぼ据え置きで2倍近く高速化したキングストン「NV3」

　その他、キングストンからはPCIe 4.0対応の「NV3」シリーズが登場している。2TBと1TB、500GBモデルがあり、価格は順に1万9000円弱と1万1000円弱、7000円弱となる。

　パソコンSHOPアークは「高コスパで人気のあった『NV2』シリーズの後継なのですが、500GBモデルは価格差がなく、1TBモデルでも1000円くらい、2TBモデルでも2000円くらいの差しかありません。それでいて連続読み出し速度は、2TBモデルでいえば最大毎秒3500MBから6000MBと倍近く上がっています。より高速になったということで、順調に人気を引き継ぎそうです」と高く評価していた。