自民政治を変える=福島瑞穂社民党党首―衆院選【各党インタビュー】

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2024年10月12日 08:01  時事通信社

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時事通信社

インタビューに応じる社民党の福島瑞穂党首=11日午後、東京・永田町
 社民党の福島瑞穂党首は11日、衆院選に向けて時事通信のインタビューに応じた。「暮らしと平和」を争点に位置付け、「自民党政治は変えなければならない」と強調した。

 ―衆院選の争点は。

 暮らしと平和だ。税金の取り方と使い道を変えたい。自民は大企業のための政治をやっている。自民が競り勝てば、憲法改悪、軍拡、戦争への道だと思っている。これを止めるのが社民だ。

 ―選挙戦略は。

 戦争を止めたい、平和が大事だと思っている人をターゲットに呼び掛けたい。

 ―野党との協力は。

 基本的にはすみ分けている。社民の候補者がいない小選挙区では立憲民主党を、場合によっては共産党を応援する。

 ―5議席獲得を目標に掲げている。

 5議席を目標に最低でも3議席だ。小選挙区で一人でも多く勝ちたい。比例九州ブロックは何としても1議席獲得したい。全てのブロックで最低1人以上当選できるようにとげきを飛ばしているところだ。

 ―石破茂首相の評価は。

 (これまでの)石破氏はいなくなった。今までと全く同じ自民の首相になり残念だ。自民政治は変えなければならない。

 ―存在感をどう示すか。

 社民の良いところは、護憲、脱原発などぶれないところだ。声なき声や小さな声をしっかり聞いて国会で質問し、他党に広げることにたけている。野党と市民の共闘のかがみのような政党だ。

 ―この3年間をどう振り返るか。

 2022年の参院選は(政党要件を維持するための)得票率2%がかかっていた厳しい選挙だったが、2.4%取ることができた。若い女性がジェンダー平等に取り組んだのは社民だということを再発見してくれ、とても心強かった。 

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  • 社民党って本当に影が薄くなったね。
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