中根舞美アナ「正直、気が重いです」池谷実悠さん後任として「勝手にテレ東批評」登場

テレビ東京の2年目の中根舞美（まみ）アナウンサー（24）が、9月末で同局を退社した元アナウンサーの池谷実悠さん（28）の卒業した同局系トーク番組「伊集院光＆佐久間宣行の勝手に『テレ東批評』」（土曜午前11時3分）の12日の放送に、進行役として出演した。

冒頭で佐久間宣行から「今週から2代目アシスタントが登場ということで、さっそく、ごあいさつをしていただきましょう」と紹介され「テレビ東京入社2年目の中根舞美です」とあいさつ。伊集院光に「今、どういう感じですか？」と心境を聞かれると、中根アナは「正直、気が重いですね」と本音をもらし、笑いを誘った。

佐久間に「気が重い、というのは前任者から引き継ぎが、ということ？」と、番組で個性を発揮した池谷さんについて触れられると、中根アナは「そうですね」と、またも率直に即答。伊集院も「前任者は、ちゃんとしたアナウンサーだと思って呼んだら、我々がついていく形になりましたから」と、池谷さんの顔写真が画面に表示される中でツッコんだ。

中根アナは「すばらしいですよ、本当に。池谷さんは」としみじみ語ると、佐久間の「前任者からアドバイスはもらったの？」との問いに、「『何か分からないことがあったら何でも聞いて』って言われました」と、池谷さんの言葉を紹介。先輩のコメントに、スタジオには笑いが漏れた。その後も佐久間は「俺たちも『前任者』って呼んでいて、ハリーポッターで名前を呼んじゃいけない人みたいになっている」。伊集院も「アンタッチャブルな存在みたいになってますけれどね」と池谷さんネタで盛り上がった。

さらに、佐久間から「（番組が）始まる前に同じエレベーター乗れたんですよ。なのに『いや私はあの…大丈夫です』って」と、遠慮した様子を暴露されると、中根アナは「ちょっとでも1人になりたかった」と、番組に緊張している様子をあらわにした。

前週の放送から池谷さんが不在となり、佐久間宣行が「来週から卒業された池谷さんに代わって、新しいアナウンサーが登場します」と告知していた。

中根アナは愛知出身の23年入社で「サタデーナイトJ」「スポーツリアライブ」などスポーツを担当している。昨年の新人時代には、趣味特技は深夜ラジオを聴くこと、ペットショップアルバイト経験を生かした犬のしつけ、などのプロフィルも紹介されている。

池谷さんは、天真らんまんな発言で番組名物に。前週放送では佐久間が「池谷のはっちゃけぶりを見ると、ああしなきゃいけない、と思ったら…申し訳ないですね」と笑いながら語ると、伊集院光も「申し訳ない、それはダメだね」と冗談で応じていた。その後、佐久間は「池谷という1年間のパイロットが終わり、また言い方悪いですけど、ちゃんとしたアナウンサーが来て」と語り、伊集院も「本当に言い方悪いですね」と笑いながら「ちゃんとしたアナウンサーが来て、ちゃんとした番組になる」と、期待を込めていた。