鈴木伸之、空き時間はほぼ野球の話漬け「演技の中でアウトプットできるよう」『バントマン』いよいよスタート

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2024年10月12日 12:00  ORICON NEWS

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土ドラ『バントマン』より(C)東海テレビ
鈴木伸之、空き時間はほぼ野球の話漬け「演技の中でアウトプットできるよう」『バントマン』いよいよスタート

 俳優・鈴木伸之が主演を務め、元中日ドラゴンズ選手役を演じる、東海テレビ・フジテレビ系土ドラ『バントマン』(毎週土曜 後11:40)の第1話が、きょう12日に放送される。それを前に、鈴木から熱いメッセージが到着した。

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 同作は、ドラゴンズでホームランバッターとして活躍した柳澤大翔(鈴木)が、戦力外となり、一般企業で奮闘していくオリジナルのヒューマン・ストーリー。ドラゴンズ時代とは真逆で地味な「バントマンになれ」という指示を受けることになる。

――こんな部分にも注目してもらいたい!というところはありますか?

いつも明るい大翔ですが、その一方で諦めることが大嫌いな男です。良くも悪くも諦めが悪くて(笑)、常に挑戦心を忘れない。そんな彼の姿には、何か皆さんの心に刺さるものがあるのではないかと思っています。このドラマの撮影中はまるで野球選手のように練習に取り組みましたし、バッティングの感覚を忘れないように趣味のゴルフにも行かずに集中しました。真剣に取り組んだ野球シーンなのでぜひ見ていただきたいですし、小中学生に「ちょっと素振りをしたくなってきた」みたいに思ってもらえるとうれしいですね。

――キャストやスタッフに野球経験者が多いと聞きました。

そうですね。監督もずっと野球をやっていたといいますし、カメラマンさんも経験者なのでバッティングシーンもベストアングルで撮ってもらったり…。みんな野球好きなので、空き時間はほぼ野球の話しかしていないです(笑)。今回僕は中日ドラゴンズの選手という設定なので、普段からドラゴンズの試合映像を見ているのですが、昔のエピソードなどを教えてもらったりすることも。そうしたことも全部吸収して、演技の中でアウトプットできるよう頑張っています。

――バンテリンドーム ナゴヤでの撮影はうれしかったですか?

それはもう、うれしかったです(笑)。子どもの頃に怪我で野球を諦めているので、バンテリンドームナゴヤのグラウンドに立てたことに興奮しました。外野フェンスがセ・リーグで二番目に高い(4.8メートル)ので、ホームランを打つシーンの撮影には苦労したし、選手の皆さんの打撃力を実感しましたね。最終的には少し手前から打たせてもらいスタンドに入れることができたのですが、スタッフからも拍手をいただいて、まさに大翔のような気分でした。

――強打者だった大翔がバントマンになるわけですが、大翔のバントスタイルを教えてください。

大翔はもう、完全なプッシュバントですね(笑)。このドラマは、バントマンたちが悩みを抱えた人を陰から支えていきます。まさに犠牲バントのような役割を担うことが多いのですが、大翔は「俺はこう思うけれど、そんな俺を見てあなたはどう思いますか?」と、行動で相手の心を動かすんですね。言葉だけではなかなか伝えきれないことを、「心のキャッチボール」で上手く伝えられるのが大翔なんです。そんなことを考えながら、大翔を演じています。

――共演の皆さんについても教えてください。

倉科(カナ)さんとは、10年ほど前に舞台でご一緒しました。当時僕は19歳だったのですが、とてもかわいがっていただきました。それから10年くらい経ちましたがあの当時のままで、周囲に気を配りつつ、いつも明るく現場を盛り上げてくれています。

(坂東)彌十郎さんとは今回初めてご一緒させていただいたのですが、歌舞伎俳優の方であると同時に、ドラマでの印象が強いですね。彌十郎さん演じる櫻田社長が大翔にバントの話をする場面で、歌舞伎の動きが生きてくるシーンがあって(笑)。そこはものすごく面白かったので、ぜひ見てもらいたいですね。

■第1話あらすじ

中日ドラゴンズのスラッガーとして鳴らした柳澤大翔。華々しいデビュー以降、相次ぐケガやスランプに苦しみ、ついに戦力外通告を突きつけられる。野球を諦めきれずもがく中、「契約を交わしたい」と突然の連絡が。大企業の総務部で働く根鈴華(倉科カナ)。目立たない仕事をコツコツこなす地味な日々を送っていた彼女の元にも突然の辞令が下る。2人が指定された場所に行くと櫻田誠一郎(坂東彌十郎)が待ち受けていて…。

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