実在の兄弟デュオの実話描く『ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた』2025年1月公開

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2024年10月12日 12:01  cinemacafe.net

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『ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた』© 2022 Fruitland
ビル・ポーラッドが8年ぶり監督・脚本を務めた『ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた』が2025年1月31日(金)より公開されることが決定。日本版ティザービジュアルと場面写真が解禁された。

1979年、ワシントン州の田舎町でレコーディングされた1枚のアルバム「Dreamin’Wild」。当時10代だったドニーは兄のジョーとデュオを結成し、父が息子たちのために自作したスタジオで数々の楽曲を生み出した。家族に支えられ、情熱を注ぎ込んで作ったアルバムだったが、世間からは見向きもされず、夢に手が届くことはなかった。

それから約30年後。思い描いていた夢からは程遠い人生を送っていたドニーは、ある日、自分たちのアルバムがコレクターにより発見され、“埋もれた傑作”として人気を博していることを知る。思いもよらない成功に家族は喜ぶが、ドニーは目を背けてきた過去や感情と向き合うことになり…。

本作は、実在の兄弟デュオ「ドニー&ジョー・エマーソン」の実話を基にした物語で、約30年の時を経て再評価されたアルバムを巡る家族の絆と音楽への情熱を描く。『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』のビル・ポーラッドが8年ぶりに監督・脚本を務めた。

主演は『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のケイシー・アフレックが務め、ほかに『(500)日のサマー』のズーイー・デシャネル、『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』などのノア・ジュプが出演する。

解禁された日本版ティザービジュアルは、イラストレーターのサイトウユウスケ氏が手掛けたもの。

プレイヤーでレコードを聴いているドニー(ケイシー・アフレック)が中央に配され、当時に思いを馳せているかのように、背後には音楽に熱中する10代の頃のドニーとジョーの姿が描かれる。

さらに、左下には、家族との思い出が刻まれた家が夜空に浮かびあがるように描き込まれており、映画の世界観を余すことなく感じさせるエモーショナルな仕上がりとなっている。

サイトウ氏は本作について「当時のレコードを誰かに掘り起こされることでそこにパッケージされていた十代の自分と出会うことになる。きっと誰の心にも十代の自分がいて、そいつはきっといつも自分を見ている。「どうだい、そっちはうまくやってるかい?」そんな言葉が聞こえた気がした」と語っている。

併せて解禁された場面写真では、ギターを手にするドニー(ケイシー・アフレック)と彼に寄り添うような妻のナンシー(ズーイー・デシャネル)の姿が切り取られ、30年来の夢の実現にも関わらず、割り切れない想いを抱えるドニーの葛藤を感じさせるカットとなっている。

『ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた』は1月31日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。




(シネマカフェ編集部)

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