井之脇海「僕にしか出せないシーンになった」主演映画でピアニストを吹き替えなしで演じる

俳優井之脇海（28）が12日、東京・渋谷シアター・イメージフォーラムで、主演映画「ピアニストを待ちながら」（七里圭監督）の初日舞台あいさつに出席した。

ピアニスト役を吹き替えなしで演じた井之脇は「いろんな作品でピアノ弾いてきましたけど、自分の生音を使っていただける機会って本当になかなかないので、それがかなってうれしいですし、僕にしか出せないシーンになったのかなと思います」と話した。

早稲田大学国際文学館（村上春樹ライブラリー）で撮影された作品。村上作品のファンでもあるという井之脇は、オファーを受けた時のことを「七里さんの作品に出られることがうれしかった。村上（春樹）さんの世界観が混ざるとどんな化学反応が起きるんだろうと、飛び込むのが楽しみでした」と振り返った。

ほか木竜麻生、大友一生、渋谷麻美、斉藤陽一郎が出席。