レミー・ガードナー、左手首骨折で欠場。最終戦も出場できない見込み/SBK第11戦エストリル

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2024年10月13日 13:20  AUTOSPORT web

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レミー・ガードナー(GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team)
 10月12日、ポルトガルのエストリル・サーキットで行われた2024年スーパーバイク世界選手権(WorldSBK)第11戦エストリルの決勝レース1でクラッシュを喫したレミー・ガードナー(GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team)が同大会を欠場すること、加えて10月18〜20日に開催される最終戦スペインに出場しない見込みであることをチームが発表した。

 1週間前の10月4〜6日に2024年MotoGP第16戦日本GPにワイルドカードで参戦したガードナー。今大会では、スーパーポールではウエットから乾いていくコンディションに苦戦し16番手となった。

 決勝レース1のスタートで17番手に後退するも集団で争っていた2周目、最終セクターでアクシデントに巻き込まれ転倒。その際には激しく悔しさを表す様子も見られた。

 サーキットのメディカルセンターで検査を受けた結果、左手首の骨折が確認され、日曜のスーパーポールレースと決勝レース2の欠場を余儀なくされた。

 その後、バレンシアへ戻りさらに精密検査を受ける予定とのことだが、1週間後にヘレス・サーキットで行われる第12戦スペインも欠場する見込みであることをチームは明かした。ヤマハ・レーシングのX公式アカウントでは、ガードナーはギプスで左手首を固定しているものの笑顔を見せており元気な様子が確認できる。

 MotoGP日本GPではスプリント・決勝ともに完走を果たしたガードナーだが、WorldSBK最終戦を前に今シーズンを終えることになりそうだ。

■レミー・ガードナー(スーパーポール:16番手、レース1:リタイア)
「不運にも残念な結果に終わってしまった。スーパーポールではトリッキーなコンディションに悩まされ、決勝レース1でのスターティンググリッドは助けになるものではなかった」

「ドライコンディションでは自信があったし、いい形で上位に戻れると思っていたが、わずか1周でアクシデントに巻き込まれて転倒してしまった。残念ながら左手首を骨折してしまって、この週末を早々に終えることになった。来週には最終戦が控えているけど、望んでいない形で今シーズンを終えることになりそうだ」

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