米お騒がせラッパーのカニエ・ウェスト(47)の元アシスタントが、性的人身売買などの罪で逮捕・起訴された米音楽界の大物プロデューサーのショーン・コムズ被告(54)のパーティーで、ウェストから薬物を投与されて性的暴行を受けたと主張していることが分かった。
米ニューヨーク・ポスト紙が報じたもので、2021年から翌年までパーソナルアシスタントをしていたインフルエンサーで元アダルトサイト「Only Fans」のモデルでもあるローレン・ピシオッタさんが、米サンタモニカの音楽スタジオでコムズ被告とウェストが共催したパーティーに招待された際に、薬物が混入していたと思われるドリンクを飲むよう強要されたと主張しているという。
ピシオッタさんは今年6月にセクハラ行為と不当解雇を理由にウェストを訴えており、同紙が新たに入手した裁判資料によると、ドリンクを数口飲んだ後に突然混乱状態に陥り、翌朝目を覚ました時には前夜の記憶がなく、性的暴行が行われたことを思い出せずに「恥ずかしく、当惑した」と述べているという。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)
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