「夢と希望持てる日本に」＝維新・馬場代表―東京・新宿【２４衆院選】

　日本維新の会の馬場伸幸代表は、東京都新宿区のＪＲ高田馬場駅前を第一声の場に選んだ。若者らがひっきりなしに行き交う中、白のジャンパーに、オレンジのスニーカー姿で「皆さんと考えたいことは『政治とカネ』の問題と経済だ」と手を振り上げ、「夢や希望を持てる日本をつくろう」と訴えると、聴衆から拍手が起こった。

　熱心に耳を傾けていた早稲田大法学部４年の向井久翔さん（２１）＝中野区＝は「石破政権に各党がどう厳しく向き合うか、野党の主張を聞きたい」と話した。日本大理工学部２年の黒川凱さん（２０）＝茨城県阿見町＝も「若者も投票に行かなければいけない」と真剣に聴き入っていた。