【駅伝】駒大エース佐藤圭汰が全日本大学駅伝も欠場見込み 大八木総監督「クエスチョンですね」

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2024年10月16日 16:57  日刊スポーツ

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ファイテン社のケアグッズを使用する大八木総監督

駒澤大(駒大)陸上競技部の大八木弘明総監督が16日に取材に応じ、エース佐藤圭汰(3年)が全日本大学駅伝(11月3日、愛知・名古屋市〜三重・伊勢市)を欠場する見込みだと明かした。学生3大駅伝の第2戦。恥骨の負傷の影響でメンバー外だった14日の出雲駅伝に続き、主軸を欠く布陣で臨むことになりそうだ。


この日、都内の寮でサポートを受けるファイテン社の取材会に参加し「今のところは、厳しい部分は厳しい。だけど、箱根は走らせないと。全日本はクエスチョンですね」と述べた。


2季ぶりの3冠を目指して駅伝シーズンに臨んだ駒大は、出雲路では惜しくも2位となった。アンカー勝負となった最終6区で、篠原倖太朗主将(4年)が奮闘したが、優勝した国学院大の平林清澄(4年)に及ばなかった。


残る2つのタイトルへ、巻き返しを期す中、エース不在の影響は避けられないが、篠原は「(出雲は)悔しい形で終わった。あと2つやり返せるように。全日本まで2週間、全員で準備して高めていきたい」。レースでは駅伝初挑戦のメンバーも上位争いに加わった収穫はあった。


藤田敦史監督は「戦前の下馬評がそこまで高くなり中で、しっかり優勝争いに参加できた部分と、最後で負けてしまった悔しさと。2つの感情が入り交じるレースでした。篠原が結果的に負ける形になりましたが、そこまでにリードを奪えなかったチームの弱さを痛感した。全日本はより選手層が必要になる。1人でも2人でも増やしていけるように今後やっていきたい」と巻き返しを誓った。【阿部健吾】

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