武豊騎手が5年ぶり6回目の戴冠へ 菊花賞はGI初挑戦の血統馬とタッグ

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2024年10月16日 19:00  netkeiba

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GI初挑戦初制覇を目指すアドマイヤテラ(今年9月撮影、ユーザー提供:ワラビさん)
 菊花賞男が腕を撫す。武豊騎手がアドマイヤテラ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)で菊花賞(3歳牡牝・GI・芝3000m)の5年ぶり6勝目を狙う。

 武豊騎手はこれまで菊花賞に33回騎乗。2回目の参戦となった88年にスーパークリークで勝ったが、これが自身初のGI制覇でもあった。その後、96年のダンスインザダーク、00年のエアシャカール、05年のディープインパクトと勝利を重ね、19年のワールドプレミアでは昭和、平成、令和の3元号制覇を達成。歴代最多の5勝を挙げている。

 今年のパートナーはアドマイヤテラだ。父がレイデオロ、母が17年のクイーンC覇者のアドマイヤミヤビという血統馬。ここまで6戦3勝。春は若葉S、京都新聞杯がともに4着でクラシックの出走権を逃したが、前走の茶臼山高原特別で待望の3勝目を手にした。父の産駒らしく長距離適性があり、初の3000mはおそらくプラス。今回はGI初挑戦とあって相手が一気に強くなるが、楽しみなチャレンジといえる。

 過去の武豊騎手の菊花賞を振り返ると、乗り替わりで参戦したことは5回あって、18年のユーキャンスマイルの3着が最高着順。同じく初騎乗は2回あって、ともに2桁着順に終わっている。さぁ今年はどうか。京都コースを知り尽くした名手の手綱捌きに注目が集まる。

【武豊騎手の乗り替わりでの菊花賞成績】馬名の前の※は初騎乗、カッコ内は人気
・97年…12着※シルクライトニング(4)
・01年…5着ダンツフレーム(2)
・13年…13着マジェスティハーツ(2)
・15年…17着※レッドソロモン(14)
・18年…3着ユーキャンスマイル(10)

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