塩見きら「私はバイタリティーの塊。好きだからこそやれている！」歌手の目標「ソロで武道館」

タレント塩見きら（25）が来年3月に初DVD（タイトル未定）を発売する。

所属したアイドルグループ「神宿」が昨年4月に活動を休止した後はソロとして活躍。今年5月に「透明なままで」でグラビアデビューをするなどファン層を確実に広げている。高1の時に全国模試の数学で1位になった明敏な頭脳と愛らしさ、そしてFカップのバストを武器に“勝利の方程式”で芸能界を突っ走る！【取材・構成＝松本久】

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−「透明なままで」はデジタル写真集。まだ紙の写真集は発売していない？

はい。そうなんです。

−それをまずは来年ぐらいには出したいですか？

出したいですね。

−去年の4月からソロ活動を本格的にスタート。音楽活動も精力的で、20年11月に出した「Twenty」で初めて作詞作曲をしました。22年4月の「夜な夜なよ」がソロのファーストシングル。今後もシンガー・ソングライターでやっていくつもりですか？

はい。自分の思っている気持ちを発信することが大事だなと思ってずっと活動してきたので。人前でしゃべることも得意じゃないんですけど、でもライブハウスとかステージ上だったら思っていること伝えられるなと思うので、ファンの方にもMCで思いを伝えたり、曲中で思いを伝えたりっていうのを大事にしたいです。

−今年の7月に名古屋と大阪と横浜、9月には愛媛でソロツアーを実施。どうでしたか？

私、ソロのアーティスト活動は全部自分でやっていて、ライブハウスも自分で押さえて、関係者さんと連絡を取り合って衣装も自分で発注してっていうのをやっています。セットリストを決めて、それをCDに焼いて音響さんにお渡しするのも自分でやっていて結構大変です。10月20日には広島でライブをやります。飛行機や新幹線のチケットも自分で押さえます。

−すごいバイタリティーです。エネルギー源は何ですか？

私にはバイタリティーがめちゃくちゃあって。自分のいいところは何かって聞かれたらそこかなって最近思い始めました。朝7時まで仕事して1時間寝て、8時から撮影に行ったりするんです。グラビアもそうだし、ギャンブルやボートレース、競馬や歌のお仕事とか、全部好きなことだから楽しいからやれているなと思う。それと、応援をしてくれる方がいるから続けられているっていうのはあるなと思っています。

例えば「ライブハウスでライブをします」って言っても、人が来ないなら諦めなきゃいけない。そういうふうになりたくないから、がむしゃらにずっと走り続けているっていうところがあります。ちょっとでも足を止めたら、あっという間に忘れ去られてしまうんじゃないかみたいな「恐怖感」もあって。だからずっと何かを続けていたいって思うし、ずっと続けなきゃって思い続けてやっているんだろうなと思います。

−歌手としての目標は何ですか？

「神宿」は日本武道館でライブをやったことなかったので、ソロで武道館をやるっていうのは1つの夢です。大変だと思うんですけど、やってみたいなって思うし、そのために今は頑張っています。

−憧れや目指している歌手は？

もともと私がアイドルになりたいと思ったのは、元乃木坂46の橋本奈々未さんを見てです。ソロでアーティストとして活動してる方ではaikoさんがめっちゃ好き。ステージ上で走り回って飛んだりするのがかわいくて、あんな風に自分を表現しながら歌うことがかっこいいなと思います。あいみょんさんがギターを持って1人で弾き語りをされる姿もかっこいいなと思って、ギブソンのギターを買いました。50万円ぐらい。めっちゃ高かったんですけど、いいものを買わないとやり続けないなと思って。憧れの人の姿になろうと思って買いました。

◆塩見（しおみ）きら　1998年（平10）年11月6日、愛媛県松山市生まれ。津田塾大数学科卒。高1の数学全国統一模試で1位。19年にアイドルグループ「神宿」に加入。23年の活動休止（今年8月に「現体制終了」を発表）後はソロとして活動。趣味はゲーム、数学、お酒、サウナ、ギャンブル、野球観戦。愛媛県で小中高生に向けてキャリア教育授業を実施中。来年3月に初DVDをスパイスビジュアルから発売する。身長158センチ、B86（Fカップ）−W60−H88センチ。血液型O。