水谷豊「相棒season23」第1話12・6% 警察黎明期なぞる事件vs右京と薫の黄金コンビ

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2024年10月17日 10:08  日刊スポーツ

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水谷豊(2022年撮影)

水谷豊(72)主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒season23」(水曜午後9時)の第1話が16日に放送され、平均世帯視聴率が12・6%(関東地区)だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は7・0%だった。


水谷演じる杉下右京と寺脇康文(62)演じる亀山薫の黄金コンビも、復活から3シーズン目に突入。通算10シーズン目となるアニバーサリーイヤーは、警視庁創立150周年でもある。常に“時代”を描いてきたが、水谷は新シーズンを「今、誰もがひんしゅくを買うことを怖がって萎縮しているような社会になってきた気がするのですが、『相棒』はひんしゅくを買うことを恐れずに、これからも挑んでいく。新シーズンでも“相棒ワールド”はますます進化していきます」と宣言している。


◆第1話あらすじ


右京が「警視庁150年史」のまとめを命じられる中、元国家公安委員長で現在は衆議院議員を務める芦屋(並樹史朗)が殺害される事件が発生。さっそく臨場した右京と薫は、一課の捜査を横目に動き出す。


一方、事件を受けて、政治の中枢にも衝撃が走っていた。与党幹事長の利根川(でんでん)にとっては、支持率が低迷する藤原総理大臣(柴俊夫)に見切りをつけようとしていたときの青天のへきれきだった。


また、内調トップ社美彌子(仲間由紀恵)から一報を受けた藤原も、解散総選挙という窮余の策を封じられ、ショックを隠せなかった。


現場に残された手掛かりを追っていた右京と薫は、思わぬ人物と遭遇。それは、かつて右京が事件を通じて知り合い、新たな人生への一歩を手助けした高田創(加藤清史郎)という青年だった。現在、警察官として地域課に勤務する高田は、付近で不審な人物を見かけ、追いかけていたという。高田の情報から新たな手掛かりを得た右京と薫は、手分けして事件を追うが、事件は異様な展開を見せ始める。


今から約150年前の警察黎明(れいめい)期に起きた、時の内務卿・大久保利通暗殺など、当時の緊急事態をなぞるかのような重大な事件が次々に発生。議員殺害の背景に権力者たちの野望と陰謀? 複雑に絡み合う思惑が思いも寄らない悲劇を呼ぶ。

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