佐藤流司「吐きそうだけど菅原道真も…役作りは完璧」主演舞台「応天の門」で緊張MAX製作会見

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2024年10月17日 13:10  日刊スポーツ

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舞台「応天の門」製作会見に出席した、左から演出担当青木豪氏、高橋克典、佐藤流司、花總まり

俳優佐藤流司(29)が17日、都内で、主演する舞台「応天の門」製作発表会見に、高橋克典(59)花總まり(51)と出席した。


同作は、雑誌「コミックバンチkai」で連載中の漫画家灰原薬さんによる同名漫画が原作。脚本は桑原裕子さん、演出は青木豪さんが担当。平安京を舞台に巻き起こる怪奇事件を解き明かすクライムサスペンスで、佐藤は菅原道真、高橋は在原業平、花總は遊技場の女主人・昭姫を演じる。


冒頭、原作者からのメッセージが読み上がられた。だが佐藤は「緊張であまり入ってこなかったので、後でもう1度読みます」としつつも、「こういった機会を与えてくださってありがたいなという気持ちと、期待に応えられたらいいなと、改めて気合が入った次第です」と話した。


役については「克典さんから原作通りの顔だとお墨付きを頂きましたので、あとは芝居さえついてくれれば、何の問題もなくできるのではと思っております」とした。また、ビジュアルがある役を演じることを「得意分野」とし、「漫画のコマとコマの間でどう動いているのか。それと、セリフの表情が原作を愛している方々にもリンクするように考えている」と話した。


高橋との共演は初。「少しでも距離を縮めたいので、趣味とかは…」と質問。高橋は笑いながらも誠実に向き合い、お互い楽器をプレーする共通点を見いだした。


終始緊張ムードだったが、最後のあいさつでは「今緊張がどんどん増して吐きそうですが、原作でも菅原道真は初っぱなに吐きそうになっているので、役作りは完璧かなと思っております」と話し、会場を笑いに包んだ。


その上で、「そうそうたる方々と作品を作ることができて、光栄に思っています。素晴らしい演劇体験をさせるぞという気合で臨みますので、最後までよろしくお願いいたします」と意気込んだ。


同作は東京・明治座で12月4日に初日を迎え、22日まで上演される。

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