NHK大阪放送局長、西田敏行さんの訃報に「多くの番組でお世話になり、大変感謝している」

NHK大阪放送局の根本拓也局長（61）が17日、大阪市の同局で局長定例会見に出席し、この日、都内の自宅で76歳で亡くなったことが分かった俳優西田敏行さんを悼んだ。

西田さんはNHK大河ドラマ「山河燃ゆ」（84年）「翔ぶが如く」（90年）「八代将軍吉宗」（95年）「葵　徳川三代」（00年）で主演を務め、「鎌倉殿の13人」（22年）まで14作品に出演。連続テレビ小説でも08年「瞳」などに出演した。

根本局長は「テレビの速報で知って、大変驚いた」と話し、「NHKにとりましても、大変多くの番組でお世話になった。また、温かみのある歌声の方でして、『もしもピアノが弾けたなら』が大ヒットして、紅白歌合戦にも出場いただいた。大変感謝している。心より謹んでお悔やみ申し上げます」と悼んだ。