西田敏行さん死去で自宅を訪ねる人も「若い頃には仕事が終わったら飲みに行こうという感じで」

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2024年10月17日 17:30  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

亡くなった西田敏行さんの自宅前には多くの報道陣が集まった(撮影・足立雅史)

俳優西田敏行さんが都内の自宅で亡くなったことが17日、分かった。76歳だった。10月8日に都内で行われた映画「劇場版ドクターX」の完成報告会見に出席しており、突然の別れとなった。


所属事務所によると、西田さんはこの日も仕事の予定があったため、付き人が自宅を訪ねたところ、西田さんが倒れているのを発見したという。


都内にある西田さんの自宅前には警察車両などがとまり、数軒隣の範囲まで規制線で出入りを制限して捜査が行われた。午後3時45分ごろ、車道にブルーシートで目隠しが施され、遺体とみられるものが車で運び出された。


周辺には近隣住民らも集まり、自宅を訪ねる人もいた。かつて付き人をしていたという40年来の付き合いの劇団関係者の男性は知人女性らと共に訪れ「私たちは弟子でした。仲人をやってもらっった人も7、8組はいたかな。最近は盆暮れのあいさつを交わすくらいでしたけど、訃報を聞いて来ました」と話した。


西田さんの人柄については「いい人なのでね。若い頃には仕事が終わったら飲みに行こうという感じで。気取らない人でした」。自宅では妻のほか「娘さんも一緒に住んでいたと思います」と話し「訃報はニュースで知りましたが、うそだろとしか思えなかったです。先日の舞台あいさつの時に座られていて。皆さんの前でも座っているのかとショックでした。僕たちからしたら恩人です。ありがとうございましたという気持ちだけですね」と語った。

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