岡田将生(35)主演のテレビ朝日系ドラマ「ザ・トラベルナース」(木曜午後9時)の初回拡大スペシャルが17日に放送され、平均世帯視聴率が11・3%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は6・3%だった。
優秀だがプライドが高く、感じの悪い岡田演じる那須田歩。物腰は柔らかいが大うそつきな中井貴一(63)演じる九鬼静。同作はこの最強ナイチンゲール・コンビの活躍を描き、世帯平均視聴率12・1%を記録したヒットドラマの2年ぶりの続編となる。
◆初回拡大スペシャルのあらすじ
2022年−ニューヨークの病院で、難病を患ったスーパーナース九鬼静の手術が無事終わり、そのまま現地で働いていたトラベルナース那須田歩。あれから2年がたち、日本に帰国した歩は、新たな勤務先となる基幹病院「西東京総合病院」へ向かう。
その道中でおむすび店に立ち寄ると目の前で突然、横柄な客・大田黒勝一(内藤剛志)が血痰(けったん)を吐いて倒れる。歩はすぐさま応急処置を行い、大田黒を西東京総合病院へ搬送。ところが、意識を取り戻した大田黒はなおも横柄な態度で「特別室へ運べ!」と要求し、外科医の神山直彦(風間俊介)らを困惑させる。
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実はこの大田黒、先月まで同院の院長を務めていたが、汚職やパワハラが次々と明るみに出て、解任されたのだった。コンプライアンス上、そんな人間を特別扱いするわけにはいかない。クリーンな組織変革を進める若きカリスマ新院長の薬師丸卓(山崎育三郎)は、大田黒を離島の分院に入院させるよう手配。大田黒は怒りをあらわに抵抗するが、結局そのまま追い出されてしまう。
一方、歩は偶然にも静と2年ぶりの再会を果たす。その直後、分院に向かっていた大田黒が再び倒れるのだった。
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