スバルが新開発の『ストロングハイブリッド』を発表。歴代最長ワンタンク1000kmを超える航続距離

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2024年10月18日 12:30  AUTOSPORT web

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スバルが新開発した『ストリングハイブリッド』のエンジンとシステム
 スバルは10月17日、エンジンとモーターを動力源とする新開発次世代ハイブリッドシステムの『ストロングハイブリッド』を発表した。まずは日本市場向けの『クロストレック』に初採用される。

 今回発表された『ストロングハイブリッド』は、走りの愉しさと環境性能を高い次元で両立させるため、スバルが新開発した次世代ハイブリッドシステムとなる。

 状況に応じて動力源であるエンジンとモーターを効率よく使い分ける“シリーズ・パラレル方式”が採用されたストロングハイブリッドは、スバル独自のシンメトリカルAWD基本レイアウトを継承しつつ、新開発の2.5リッター水平対向エンジンとトランスアクスルを搭載。エンジンのゆとりある動力性能と、高出力の駆動用モーターによる高い加速性能が、走りの愉しさをさらに高めるという。

 また、前後輪をプロペラシャフトでつなげる機械式AWDを踏襲することで、あらゆる路面で優れた走行安定性を発揮しつつ、コンパクトな水平対向エンジンを活かし、大型の駆動用バッテリーを搭載しながらも燃料タンク容量が拡大された。

 このタンク容量拡大により、燃費性能向上は従来のマイルドハイブリッド搭載AWDモデルに比べ約20%改善。あわせて大幅に航続可能距離が伸長し、歴代スバル最長の“ワンタンク1000km”を超える航続距離を実現したとのこと。

 そのほかにも、EVドライブモードの採用を含めEV走行領域を拡大することで走行時の静粛性が向上しているストロングハイブリッド。日本国内では12月の発表が予定されている『クロストレック』に初採用が行われる。詳細は公式サイト(https://www.subaru.jp/crosstrek/crosstrek/shev/)まで。

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