2025年ル・マン24時間レースへの自動招待、IMSAからの3枠が決定

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2024年10月18日 17:20  AUTOSPORT web

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オレイ・フィダーニが2024年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権でドライブしたAWAの13号車シボレー・コルベットZ06 GT3.R
 ニック・ブールとオレイ・フィダーニは、IMSAのジム・トゥルーマン賞とボブ・アキン賞のタイトルをそれぞれ獲得し、2025年のル・マン24時間レースへの自動招待枠を手にした。

 10月12日にロード・アトランタで行われたウェザーテック・スポーツカー選手権のシーズン最終戦であるモチュール・プチ・ル・マンで、ブールはPR1/マティアセン・モータースポーツにおけるコ・ドライバーであるトム・ディルマンとともにLMP2のチャンピオンシップタイトルを獲得。これにより、LMP2におけるシーズン最高位のブロンズドライバーに与えられるジム・トゥルーマン賞を受賞した。

「レースが終盤に差し掛かるにつれて、そのことには注目していた」とブールは語った。

「トムは、残り数分ではにもっとアグレッシブに、リスクを冒して走る可能性もあったと指摘した」

「彼は、(タイトルを争う74号車より)2ポジション後方につけていたことで、タイトルを確実なものにしたと指摘したんだ」

「来年はフランスに行けそうだね」

 一方のフィダーニは、この最終戦の10時間耐久レースで、AWAの13号車シボレー・コルベットZ06 GT3.Rを駆ってGTDクラス11位でフィニッシュ。ランキング上でブロンズドライバー最高位を獲得してボブ・アキン賞を手にし、来年のル・マンへの招待枠を確保するという彼とチームの目標を確固たるものにした。

 これにより、2025年のル・マン24時間レースのグリッドには、現在WECに通年参戦しているTFスポーツと合わせて、少なくとも3台のコルベットが並ぶ。

「今、これ以上嬉しいことも、誇りに思うことも存在しない」とフィダーニは語った。

「これは、このプログラムが始まった当初に自分たちが設定した目標であり、それをやり遂げるためにたゆまぬ努力をしてきた」

「今シーズン、何が起こっても、僕らは常にボブ・アキン賞とル・マン24時間レースへの出場に集中してきたし、全体を見失うことはなかった」

「アンドリュー(・ウォイテツコ/チームオーナー)と、AWAのクルー全員の尽力に感謝する。心から、このチームの全員を愛している。とても興奮しているよ。フランスで実力を発揮するのが待ちきれない!」

 これらIMSAのふたつのプロ/アマクラス・ウイナーに加え、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツは、フェリペ・ナッセとデイン・キャメロンの7号車ポルシェ963でGTPタイトルを獲得したことにより、ハイパーカークラスへの自動招待枠を手にしている。

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