土屋太鳳「スーパームーンのように明るいかたでした」映画共演の西田敏行さん追悼

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2024年10月18日 19:26  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

22年、映画「大怪獣のあとしまつ」完成試写会で記念撮影する、左から西田敏行さん、濱田岳、土屋太鳳

女優土屋太鳳(29)が18日までにインスタグラムを更新。17日に俳優西田敏行さんが76歳で亡くなったことを受け、思いをつづった。


土屋は「今日はスーパームーンです。映画『大怪獣のあとしまつ』では計画停電に翻弄(ほんろう)される東京の夜景が描かれましたが、あの夜がスーパームーンほど明るい月だったら暗闇の不安も和らいだかもしれません」と、2022年に公開された映画「大怪獣のあとしまつ」を振り返り、満月の写真を添えた。


続けて、同映画はコロナ禍を挟んで撮影され「医療施設の近くの道路が封鎖されているのを見て、作品の世界が現実になってしまったのではないかとこわくなるほど、ある意味、リアルな空気の中で創られた作品でした」と打ち明けた。


そして「その中で西田敏行さんはスーパームーンのように明るいかたでした。『ずっと真面目にしてたら、つかれない?』と、ある時、西田さんが私にいたずらっ子のような顔をしておっしゃいました。『私、ダメダメなんですよ』と言うと、『そうか、それでいいんだよ!』と満月のような笑顔でおっしゃってくださいました」と西田さんとのエピソードをつづり、「普段は車椅子で移動されていても演技の時や舞台あいさつでの立ち姿はさっそうとされていて、百戦錬磨の政治の世界を全身で表現なさっていて本当にすごかった…!」と振り返った。


続けて「それより少し前に日本アカデミー賞の授賞式で『若いのにキャリアをちゃんと積んでこられて』と声をかけてくださったことも、そのあたたかい声と一緒に忘れることができません」と打ち明けた。


そして「『大怪獣のあとしまつ』はコロナ禍の中での公開だったので、打ち上げなどで御礼をお伝えする機会もとうとうありませんでした。『いつかまたお会い出来る』と、思っちゃいけなかったんだなと寂しい気持ちでいっぱいです」と吐露。


そして「作品を拝見して、これからも勉強させていただきます。心からの感謝をこめて…」と、西田さんへの思いをつづった。


土屋は22年公開の映画「大怪獣のあとしまつ」で環境大臣秘書・雨音ユキノを演じ、内閣総理大臣・西大立目完を演じた西田さんと共演している。

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