19日は雨・風強まる 局地的に大雨 20日にかけて気温大幅ダウン 北海道は雪も

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2024年10月19日 06:16  日本気象協会

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日本気象協会

19日は雨・風強まる 局地的に大雨 20日にかけて気温大幅ダウン 北海道は雪も

今日19日(土)は前線が通過するため、雨や風が強まり、局地的に非常に激しい雨。雨を境に寒気が流れ込み、北海道では平地でも雪の降る所がありそう。20日(日)は、関東や東北などで前日より気温が大幅ダウン。服装で調節を。



●19日 九州から北海道で荒天


今日19日(土)は、前線が西日本から北日本を通過するため、全国的に雨が降るでしょう。九州から東北の太平洋側も、午後は次第に雨の範囲が広がりそうです。特に前線周辺で雨雲が発達しやすく、局地的に雷を伴って非常に激しい雨(1時間に50ミリ以上80ミリ未満)や激しい雨(1時間に30ミリ以上50ミリ未満)が降るでしょう。大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうが降るおそれもあり、空模様の変化に注意が必要です。

また、沿岸部を中心に風も強まるでしょう。九州や北海道では、陸上でも最大瞬間風速30メートルと、何かにつかまらないと立っていられないほどの風が吹きそうです。前線が通過する前は南よりの風、前線が通過したあとは北よりの風に変わり、荒れた天気となるでしょう。


●北海道 19日夜から平地でも雪


前線通過後は、一時的に西高東低の気圧配置(冬型の気圧配置)となり、北日本を中心にこの時期としては強い寒気が流れ込むでしょう。19日(土)夜から20日(日)にかけては、北海道の上空1500メートル付近にマイナス6℃以下の寒気が流れ込み、平地でも雪の降る所がありそうです。旭川などで初雪になるかもしれません。

雪が降りやすい時間帯は、19日(土)夜から20日(日)朝。標高の高い峠を中心に積雪となるおそれがあり、車を運転する際は冬用タイヤなどの準備が必要です。


●寒暖差大きい 太平洋側も20日は大幅ダウン


寒気が流れ込む影響で、気温差も大きくなります。

今日19日(土)の最高気温は九州北部から北陸にかけては25℃以上の夏日の所が多いですが、日中は気温が下がり続けて、夜は朝よりもヒンヤリするでしょう。札幌は、午後6時頃には10℃を下回りそうです。九州南部から東北の太平洋側は28℃前後まで上がる所が多く、東京都心は31℃と真夏日の予想。日中は夏のような蒸し暑さになるでしょう。夜は一転してヒンヤリしそうです。

20日(日)は天気が回復しますが、朝晩は冷えて、前日との気温差が大きいでしょう。最高気温は、九州から近畿では23℃前後の所が多く、平年並み。関東や北陸、東北は前日より10℃ほど低くなる所が多く、東京都心は20℃、仙台は17℃と、急にヒンヤリしそうです。札幌は10℃と、11月中旬並みでしょう。体感に合わせて、厚手の上着やコートなど、服装でうまく調節してください。



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