警備と警護の徹底指示＝自民党への火炎瓶投げ込み―警察庁

　自民党本部前で火炎瓶のようなものが投げ込まれた後、首相官邸前に車が突入した事件を受け、警察庁は１９日、官邸など重要施設への車両突入防止策や要人警護での手荷物検査などを徹底するよう、都道府県警へ指示した。

　警察庁は事務連絡で、官邸や国会、党本部などの施設で、車両の突入を許さぬよう警戒警備を徹底することや、不審者へ積極的に職務質問することなどを求めた。また、自民党の各都道府県連の施設に立ち寄り、警戒を強化するよう指示した。