SGT第7戦オートポリスの予選キャンセルについて坂東代表が説明「コース状況がどうしても厳しかった」

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2024年10月19日 15:20  AUTOSPORT web

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2024スーパーGT第7戦オートポリス 予選日の走行キャンセルについて説明する
GTアソシエイション坂東正明代表
 10月19日、大分県のオートポリスで公式予選が行われる予定だったスーパーGT第7戦『AUTOPOLIS GT 3Hours RACE』は、午前の公式練習は霧と雨、午後の公式予選は直前のFIA-F4第11戦を含め、強い雨により天候不良、およびコースコンディションの改善が見込めないためとして、午後の全走行スケジュールのキャンセルが決まった。これについて、シリーズをプロモートするGTアソシエイションの坂東正明代表は、キャンセル決定後にメディアに向けて説明を行った。

 シリーズも残り3戦となり、タイトル争いに向けても重要な一戦でもあるスーパーGT第7戦オートポリスだが、予選日は荒天により一切の走行スケジュールが行えない一日となってしまった。8時10分から予定されていたFIA-F4の公式予選、9時20分からのスーパーGT公式練習はいずれも雨と霧によるコンディション不良によりキャンセルとなってしまった。

 その後一時天候は回復したものの、12時15分から行われていたピットウォークの途中で天候が急変。強烈な雷雨がオートポリスを襲った。雨は止み始めていたものの、FIA-F4第11戦のスタート進行がディレイされるなか、午後のスケジュールすべてのキャンセルが決まった。

 スケジュールのキャンセル後、GTアソシエイション坂東正明代表は「天気予報を注視していたが、先ほど強い雨が降っていた状況で、セーフティカーのフェアレディZを走らせコース確認を行ったところ、コース上に太い川が流れている状況だった。そこがどうしても厳しく、雨の状況が多少良くなったとしてもコースでの走行イベントは止めようという判断に至った」と説明した。

 13時前から降っていた強い雨の影響によりコース上に水が流れてしまう状況が続いていており、「雨がなかなか捌けなくなってしまう状況だった」という。また、コースにはグラベルの土砂も流出していたが、これは翌日までに除去するという。

「お客さまのこと、またコース上の安全を考えると、今のままでは難しいことから早めの判断に至った。風が変われば天候は変わるかもしれないけれど、今日は風向きがずっと一緒だった」と坂東代表。

 このキャンセルの判断の結果、10月20日(日)は8時からGT300クラス、GT500クラスが30分ずつの公式予選が行われるスケジュールに。9時25分からFIA-F4第12戦が行われる。「明日はGT500、GT300とも30分一本勝負で予選をやってもらい、もし明日何かあるのであればシリーズランキングでグリッドにする。GT300の27台が一斉に走る公式予選Q1がどうなるのかはいまだに答えが出ていない状況が、それは次回に持ち越さざるを得ない」と坂東代表。

 なお、今日開催できなかったFIA-F4第11戦については「代替は少し難しい」とコメントしている。

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