和田アキ子、デビュー直後に共演の西田敏行さんに感謝「よく付き合っていただけたな…」

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2024年10月19日 16:37  日刊スポーツ

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和田アキ子(2023年5月撮影)

歌手和田アキ子(74)が19日、放送のニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜午前11時)に出演し、76歳で亡くなった俳優西田敏行さんを追悼した。


進行のフリーアナウンサー垣花正が「今日一番たくさん来ているメールは、西田敏行さんがお亡くなりになった、というメールなんです」と切り出し、和田が西田さんと78年のTBS系ドラマ「三男三女婿一匹」に共演したことを紹介した。


和田は「『あんたがたどこさ』というのでもご一緒させていただいて、デビューして間もないころですから、森繁久弥さんと山岡久乃さんと、ご一緒に」と共演を振り返ると「実を言うと、ジムでもよくご一緒してたんですよ」と明かした。「コロナ(禍)になる前かな、3年か4年前。その時すでにつえをついて歩かれていて、『西田さん、大丈夫ですか?』『大丈夫だよ。トシになるといろいろでてくるからね』とおっしゃっていて。何回かお会いして、もうお声がけしない方がいいな、種目も違うのやって、そのジム、わりと広いから、真ん中戻ってウオーキングのところで会おうかな、と思ったら、もうお帰りになった。動けるだけ、動かすようにしていらっしゃって。わりと、よくご病気されていたから」と気遣った様子も振り返った


さらに「でも本当に、私が芝居のしの字も知らないで、ただ歌が売れたから共演させていただいた、みたいな感じですけど。森繁久弥さんに怒られて。お寺の住職で、私は親がいなくて里子みたいな(役)」とドラマを紹介すると「何かのシーンで泣くシーンがあって、私、本当に悲しくて泣いたんですよ。そうしたら、西田さんが、西やんって呼んでいたんですけど『良かったねえ、あの芝居は良かったねえ』。私は芝居している意識なかったんですけど、『おおきに、ありがとうございます』って言ったの。この間、お亡くなりになったってニュースで聞いた時に、それがすごい頭に浮かんできて。本当に優しい、おっとりした方で」と人柄をしのんだ。


さらに、「役者の方がコメントを出されていて、私ごときが言うべきことではないんですけど、デビューしてすぐの時にお世話になって。お芝居がどうのこうの、じゃなくて、よく付き合っていただけたなと思って。森繁久弥さんもそうですし、山岡のおっかあもそうですし」と豪華共演者たちにも触れ、「本当にお世話になりました。その人たちがどんなにすごい人たちか全然分かってないで、お仕事をさせてもらってました」と感謝。「いい人でした。本当に、ほんわかして。すてきな人でした。心よりお悔やみ申し上げます」と語った。


その後、多くの追悼メールを紹介すると、和田は「すごいですね、こうやって皆さんの悼む声をお聞きしていると、老若男女ですね。ドラマでも映画でもお芝居でもテレビでも。そういう方は稀有な存在じゃないですかね」としみじみ。西田さんの「池中玄太80キロ」の挿入歌「いい夢みろよ」をオンエアした。

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