西田敏行さんへ「空の上から見守っていてください」20年間出演「人生の楽園」で菊池桃子が追悼

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2024年10月19日 20:02  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

西田敏行さん(2022年2月撮影)

17日に76歳で亡くなった俳優西田敏行さんが03年から20年以上出演してきた、テレビ朝日系紀行番組「人生の楽園」(土曜午後6時)が19日、「追悼アンコール 西田敏行20周年スペシャル」と題して放送された。


冒頭で、ともに案内人を務める菊池桃子のナレーションで「20年以上に渡って『人生の楽園』の案内人として番組を支えてくださった西田敏行さんが10月17日にお亡くなりになりました。謹んでお悔やみ申し上げます」とテロップとともに追悼。「今夜は哀悼の意を込めて、去年12月に放送した、西田敏行20周年スペシャルをお届け致します」と番組をスタートした。


ここで、西田さんの明るい声で「今週は何かいいことありましたか?私ね、思うんですよ、人生には楽園が必要だ、ってね」と切り出されると、オープニングテーマがスタート。スタジオで菊地が、番組開始から取り上げてきた「楽園の主人公」の人々の総数が1157組であることに触れると、西田さんが「私にとっては、宝物です。日本中に家族がいるようなもんでしてね。感謝しかありません」とほほえんだ。


過去のVTRでは、2013年に訪れた福島・いわき市の家族の前で代表曲「もしもピアノが弾けたなら」をアカペラで歌う場面なども。ラストは、西田さんがナレーションに打ち込むシーンやカヌーをこぐなどの名場面集が流され、菊池桃子の「西田敏行さん、どうかやすらかにお休み下さい。空の上から、どうか私たちを見守っていてください。本当にありがとうございました」というナレーションで締められた。


SNSには「このあったかいナレーションもう聞けないのか」「泣いてしまった。号泣」などのコメントや「応援してまーす 聞けなくなるの寂しい」など、番組での西田さんの優しさあふれる決めぜりふを回想する声もあった。

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