湖畔でのんびりティータイム。“優雅な箱根”を楽しめる「小田急 山のホテル」

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2024年10月20日 12:11  マイナビウーマン

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マイナビウーマン

湖畔でのんびりティータイム。“優雅な箱根”を楽しめる「小田急 山のホテル」

木々が色づく秋は気候も良く、旅行にぴったりのシーズン。湖畔でのんびりティータイムを楽しみ、歴史ある庭園で自然に癒やされる箱根のクラシカルリゾートへ出かけませんか?

「小田急 山のホテル」は芦ノ湖と富士山を望む、風光明媚な絶景スポット! まるでスイスにいるような気分で自然に包まれ、優雅な時間を満喫できちゃいますよ。

日本じゃないみたい……芦ノ湖が目の前のテラスで楽しむ名物スイーツ

三菱の創業者である岩崎彌太郎の甥・岩崎小彌太男爵の別邸が建っていた土地を受け継ぎ、1948年に誕生した「小田急 山のホテル」。現在の建物はスイス・レマン湖のほとりに建つ古城をイメージしており、赤い屋根と白い壁がとても絵になります。日本とは思えない……!

チェックインは15:00〜ですが、少し早めに着いて周辺観光を楽しむのがおすすめ。ホテルから歩いてすぐの「サロン・ド・テ ロザージュ」はホテル直営のデザートレストランで、芦ノ湖を眺めながら紅茶やデザートを味わえます。特にパラソルが立てられたテラス席は自然を感じられる特等席! 時には箱根海賊船も目の前を通り、優雅な時間を過ごせます。

デザートは悩んでしまうほど種類が豊富で、一番人気は「ロザージュ伝統のあつあつりんごパイ〜バニラアイス添え〜(単品 1,800円)」。サクサクのパイに薄切りのりんごを半個分のせた看板メニューです。人気の理由はゲストの目の前で仕上げをする、ドレッサージュのパフォーマンス。オレンジやラズベリーなど6種類のソースを使い、スタッフが絵を描くようにデコレーションしてくれます! 最後はバニラアイスもトッピングされ、温かいパイと冷たいアイスの組み合わせも絶品です。

そのほかプルンプルンの食感に感動した「季節のフレンチトースト(1,700円)」や、季節のスイーツが少しずつ食べられる「プティ ロトンヌ(1,800円)」も一押し。すべて+800円でポットサービスの紅茶をセットにすることができます。「サロン・ド・テ ロザージュ」は日本紅茶協会の「おいしい紅茶の店」にも認定されており、上質な紅茶を楽しめますよ。

レトロなインテリアがかわいい! クラシカルリゾートで癒やしの滞在を

チェックインの時間になったらフロントで手続きを済ませて客室へ。 山のホテルは75年以上の歴史を紡ぐホテルなので、レトロでかわいい小物も目を引きます。廊下に黒電話風の固定電話が置かれていたり、案内板は重厚感のある真鍮製だったり! つい写真を撮りたくなるおしゃれなデザインのものばかりでした。

今回宿泊したのは「スタンダードツイン(広さ30.4平米)」。ブラウンを基調としたクラシカルリゾートならではの落ち着きを感じさせる空間となっています。もちろん創業後、定期的にリノベーションしているので客室内は清潔感があり、快適に過ごせましたよ。

スタンダードツインは1階〜客室最上階の4階に位置し、私は3階に宿泊。ホテルはその名の通り「山」の上に建っているため低層階でも見晴らしが良く、芦ノ湖や庭園など客室ごとに美しい景色を見ることができます。中には富士山が見える客室もあり、夕方になるにつれてオレンジ色に染まる空と富士山を見ているだけで、心が癒やされました……。ちなみに5階の最上階には展望室があり、宿泊者は誰でも絶景を見渡せますよ。

ウェルカムスイーツは富士山麓の不老山で採れたはちみつを使った「はちみつクッキーとバター風味のチョコレートのラングドシャ」。紅茶・緑茶・ほうじ茶・コーヒーも用意されているので、自分好みの飲み物と一緒に味わえます。紅茶はキームン紅茶とセイロン紅茶のブレンドに、矢車菊とひまわりが華やかさを添える「ロザージュ」。サロン・ド・テ ロザージュでも提供されている、ホテルオリジナルの紅茶です。

箱根の澄んだ空気を感じながら。歴史ある庭園や温泉露天風呂を満喫

客室でゆっくりした後は「庭園」をお散歩。岩崎男爵の別邸だった時代から植えられている約3,000株ものつつじと約300株のしゃくなげを鑑賞できます。つつじ・しゃくなげの花が咲くのは5月ですが、花が咲いてなくともその株の大きさは圧巻! 秋は紅葉を楽しめるのが魅力で、天気の良い日にはここからも富士山が見えます。

夕食前には自家源泉「つつじの湯」でリラックス。pH8.9のアルカリ性単純温泉で、お肌をすべすべにととのえてくれる美肌の湯です。露天風呂もあり、箱根の大自然を感じながら湯浴みを楽しめます。自然と深呼吸したくなるような、箱根の澄んだ空気がとても爽やか……。肌あたりが優しく、長めに温泉に入りたい人にもおすすめです。

まるでアートのような一皿も。フランス料理に舌鼓

せっかく山のホテルに宿泊したら、フランス料理レストラン「ヴェル・ボワ」でディナーを。まだナイフとフォークで食事をすることが珍しかった時代から続いている、ホテルのメインダイニングです。洗練された空間ながら、友達と「今日はご褒美だね」とウキウキ話せちゃうような、肩肘張らずに楽しめる雰囲気が心地よかったです。

地元の食材や旬の野菜を使った料理は複数のコースから選ぶことができ、この日は「ハンガリー産鴨胸肉のロースト」がメインの「オータムセレクション(11,000円)」を堪能。「椎茸の軽いポタージュ・湘南みやじ豚のキューブ」や「タスマニアサーモンのマリネとコンフィ アニスのジュレとディル香るクリーム」といった前菜からスタートする、全6品のコースです。2種類の調理法で味わうサーモンは3種類のソースが用意され、アニスの独特な香りがするジュレや春菊のソースは洗練された味わい。見た目もアートのようで、眼福でした……。

徒歩約10分。人気の箱根神社・水中鳥居まで早朝散歩

翌朝は早起きして、湖畔を散歩するのが一押しの過ごし方。ホテルから歩いて10分ほどの場所に箱根の大人気観光スポット「箱根神社」があります! 箱根神社の水中鳥居はフォトジェニックなスポットとして、日本人にも外国人にも大人気。そのため日中は混雑しているのですが、早朝は穴場の時間帯です。私が前日の15時頃に訪れた時は20人以上並んでいましたが、早朝7:00に訪れるとほとんど貸切状態で撮影ができましたよ。

・箱根神社

住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1 URL:https://hakonejinja.or.jp/

箱根ならではのおかずを。「つつじの茶屋」で味わう朝食

朝食は朝の気分で「洋食」もしくは「和食」を選択可能。今回は夕食にレストラン「ヴェル・ボワ」で洋食を楽しんだので、朝食は日本食レストラン「つつじの茶屋」で和食を味わいました。席に着くと、テーブルに運ばれてきたのは木箱に入った美しい小鉢とごはん・味噌汁。小鉢は9種類あり、小田原産蒲鉾・山葵漬けや小田原産梅干しなど地元の名物も楽しめます!

「季節の焼き魚」としてこの日いただいたのは、「アジの干物」。焼き加減が素晴らしく、皮はパリっ、身はふっくら。朝の体に染みるおいしさでした……。

絶景を楽しみながら、歴史あるホテルならではのサービスと上質な食事を楽しめる「小田急 山のホテル」。ホテルから無料送迎バスに乗り約5分で到着する元箱根港からは芦ノ湖をクルーズする「箱根海賊船」も運航しているので、チェックイン後に楽しむのもおすすめです。紅葉の見頃は例年10月下旬〜11月中旬。美しい秋の絶景が広がるクラシカルリゾートで、箱根温泉旅を楽しんでみてくださいね。

・小田急 山のホテル

住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80 URL:https://www.hakone-hoteldeyama.jp/

(撮影・取材・文:小浜みゆ)

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