『光る君へ』居貞天皇から三条天皇に… 演じる木村達成が語る【君かたり】

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2024年10月20日 21:00  ORICON NEWS

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大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK
 大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、三条天皇を演じる木村達成の声を紹介する。

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――居貞天皇から三条天皇に
東宮時代がやっぱり長かったので、ようやく芽が出た瞬間なので、気丈には振る舞っているつもりなんですけど、できるだけ明るく、僕が出ているシーンは笑いが絶えないよう見ている人もほっこりするような、笑えてくるようなそういう三条天皇で居続けたいなとは思うんですけど、これから道長と戦いだすのでつつき合いっていうんですかね。そういうのがあるので、その意識を自分の中でどこまで持っていけるかは、シーンによって結構変わってきてはしまうと思うんですけど、でもできるだけ明るく楽しく元気よくみたいな、そういう感じでは三条天皇としてやっていきたいですね。

――藤原道長について
あるシーンから道長のことを「叔父上」って言うことをやめたというか、「左大臣」って呼ぶようになったので、もちろん叔父さんであることは変わらないんですけど、ある意味そういう自分も践祚されて天皇になるということで、ちょっと距離を取らざるを得なかったのかなと思っていますね。叔父上であることは変わりないんですけど、でも今までの距離感でいくと、やはり自分のしたい政にも障害が生まれてしまうので、うまく利用できるところは利用してって感じですかね。

藤原家が単純に家族のためにすごくいろんなもので動いていて、花山天皇が陰謀によって引きずり降ろされたのも見ていますから、やっぱりあの一族は何をしてくるかわからない。もちろん自分の妻にあたるところに道長の娘の妍子も入ってきたりとかしているので、やっぱり根を張り出されている感じは若干はしているんですけど、でもそういう意味でもうまく利用して「ないがしろにできない」っていう言葉が本当にそのままなんじゃないかなっていう感じはしますね。

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