成田凌、ソウルプレミアで「日本で最も有名な殺人鬼を演じた成田凌です」宮脇咲良も駆けつけた

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2024年10月21日 05:01  日刊スポーツ

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韓国・ソウルで開催された映画「スマホを落としただけなのに〜最終章〜ファイナル ハッキングゲーム」プレミアイベントに登壇した成田凌

成田凌(30)が18日夜、主演映画「スマホを落としただけなのに〜最終章〜ファイナル ハッキングゲーム」(中田秀夫監督、11月1日公開)の舞台となった韓国・ソウルで開催されたプレミアイベントで、1000人の観客を笑わせ、沸かせた。


18年の映画第1作、20年の続編「− 囚われの殺人鬼」に続き、連続殺人鬼の浦野善治を演じ、今作では主演を務めたことを踏まえ「みなさん、初めまして! 日本で最も有名な殺人鬼を演じた成田凌です」とハングルであいさつすると、拍手が湧いた。


今回のイベントは、21年4月まで活動した日韓合同の12人組ガールズユニットIZ*ONE(アイズワン)の元リーダーで、今作ではスミン役で日本映画に初出演したクォン・ウンビ(29)が、親しい著名人をVIPゲストとして招待した。韓国映画界では、映画に出演するキャストが友人を招待するVIP試写会が1つの慣習になっている。


レッドカーペットには、MCの呼びかけに、元IZ*ONEで現在は5人組ガールズグループLE SSERAFIM(ル・セラフィム)のリーダー、キム・チェウォン(24)とSAKURAこと宮脇咲良(26)が駆けつけた。また、韓国の人気男性アイドルグループTHE BOYZ(ザ・ボーイズ)のエリック(23)も登場した。


成田は、VIPゲストも登場したレッドカーペットについて「日本にはない文化で、すごく楽しめました。ありがとうございます」と笑みを浮かべた。クォン・ウンビも「初挑戦だったので、とても震えるし、わくわくします。よく準備した作品だったんですけど、これが世の中に出すことができてとてもうれしい」と喜んだ。


また、2003年(平15)に「ダンキンドーナツ」のCMへの出演をきっかけに韓国でモデル・俳優として活動した大谷亮平(44)も登壇。舞台あいさつの会場となった映画館MEGABOX COEXが「自分にとって思い出の場所」と感慨を口にして「監督や俳優のみなさんと一緒に来ることができて本当にうれしいです」と喜んだ。


大谷は今作で、韓国人のキム・ガンフンを演じ、劇中ではハングルで演じている。韓国での実績を引っ提げ、16年4月から日本でも俳優として活動を開始して以後の8年で、韓国人役もハングルでの演技も初めてとなった。観客に「ソウルで長く住んでいたので、この場所にもよく来ていて思い出の場所だし、第2の故郷だと思っています」と語りかけると、会場からは温かい拍手が湧いた。


映画「スマホを落としただけなのに」は、志駕晃氏による小説を映画化した、一連のシリーズ。連続殺人鬼に命を狙われるヒロインを描いた、北川景子(38)主演の18年の第1作「スマホを落としただけなのに」は、興行収入(興収)19億6000万円、動員150万人超の大ヒットを記録。20年に公開された続編「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」も、興収11億9000万円とヒットした。第3作となった今作で主演を務めた成田は、見る者全ての脳裏に刻まれるトラウマ級の連続殺人鬼・浦野善治、第2作で主演を務めた千葉雄大(35)は浦野を追い詰めた刑事・加賀谷学を、それぞれ3作にわたって演じ続けてきた。加賀谷の父の部下だった警察庁公安部の刑事・兵藤彰役で2作目から出演している井浦新(50)も出演した。


◆「スマホを落としただけなのに 〜最終章〜ファイナル ハッキング ゲーム」 長い黒髪の女性ばかりを狙った、連続殺人事件が発生。被害者は落としたスマホから個人情報を奪われ、家族や恋人だけでなく、最後は命まで奪われてしまう。人の心を操る天才的ブラックハッカーでもある連続殺人鬼の浦野(成田凌)は、事件を追っていた刑事の加賀谷(千葉雄大)に1度は捕まったものの、刑務所内からサイバー攻撃を計画して、警察内の混乱に乗じて姿を消してしまった。さらに、平穏な日々が続く中、日本政府に突如、大規模なサイバーテロ攻撃が再び仕掛けられる。発信元は、韓国・ソウルだった。

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