西田敏行さんの母方の曽祖父は失踪していた「大酒飲みでね…なんか身につまされるというか」

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2024年10月21日 07:01  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

西田敏行さん(2022年2月撮影)

NHKは20日、虚血性心疾患で17日に76歳で亡くなった俳優西田敏行さんをしのんで「【西田敏行さんをしのんで】ファミリーヒストリー選」(日曜午後11時45分)を再放送した。初回放送は17年10月4日で、放送当時は69歳。西田さんの人生を振り返った。


西田さんの歴史は三家にまたがる。実父は今井家、養父は西田家、妹の実母と西田家に嫁いだ姉の養母は三瓶家。実母と養母の実家は福島県郡山にあり、現在西田さんとの交流はないという。代々、三瓶家は農業に従事している。


西田さんにとっての母方の曽祖父は1892年(明25)に失踪していたことが判明。結婚して子どもができてから失踪していたといい、失踪2年前の1890年に妻と離婚。残された2人の子どもは親戚をたらい回しにされた。弟が西田さんの祖父、三瓶甚吉にあたり、兄は伝染病で亡くなっていた。


その後、陸軍に入り、キミと結婚。長女の喜代が生まれた。1915年(大4)第1次世界大戦特需の「大戦景気」に乗り、福岡に拠点がある「博多湾鉄道汽船」に就職。のちに広島で暮らすことになり、次女の美代(西田さんの養母)、三女の紀惠(西田さんの実母)に恵まれた。


その後、家族は東京・世田谷に転居し、美代は1942年(昭17)に渋谷区出身で陸軍の西田辰治(西田さんの養父)と結婚。戦争の激化とともに美代は郡山に疎開する。


VTRを見た西田さんは「自分で言うのもおかしいですけどドラマチックですね」と言った上で「曽祖父が大酒飲みでね。失踪って…。なんか身につまされるというか」と語った。

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