筒井真理子“かなえ”と堀田真由“涼”の関係に「世界が広がった」の声上がる…「若草物語」3話

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2024年10月21日 10:51  cinemacafe.net

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「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」第3話(C)NTV
堀田真由が主人公を演じる「若草物語 恋する姉妹と恋せぬ私」の3話が10月20日に放送。恋愛脚本家のかなえと涼の関係に「世界が広がった」「魅力が出てた」の声が上がっている。

幸せに恋愛が必要かを問う本作は、若草物語を題材に令和を舞台にしたシスターフッドな物語。ドラマ制作会社で助監督として働く町田家の次女・町田涼を堀田真由、涼の幼馴染・行城律を一ノ瀬颯、結婚願望強めの長女・町田恵を仁村紗和、恵の恋人・小川大河を渡辺大知、服飾専門学校に通う四女・町田芽を畑芽育、芽のクラスメイト・沼田灯司を深田竜生、役者を志す三女の衿を長濱ねる、大御所脚本家・黒崎潤を生瀬勝久、恋愛脚本家の大平かなえを筒井真理子が演じている。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

口が災いして仕事もお金もなくなってしまった町田家の次女・涼(堀田真由)は、脚本家になる夢を叶えるために一念発起して脚本コンクールに応募。落選こそしたものの、審査員の1人だった人気脚本家・大平かなえ(筒井真理子)の目に留まり、アシスタントとして働いてみないかと誘われる。

涼にとっては夢に近づく千載一遇のチャンスではあるものの、この道40年のかなえは長年ラブストーリーを書き続けてきた“恋愛ドラマの名匠”。恋愛に興味がなく、三女・衿(長濱ねる)と“結婚しない同盟”を組んでいただけに戸惑う涼だが、長女・恵(仁村紗和)に「やりたかった脚本の仕事ができるなんて奇跡なんだから」と背中を押され、このチャンスにしがみつこうと決心する。

しかし、“もしかしたらプロットでも書かせてもらえるかも?”という淡い期待もむなしく、涼に与えられた仕事はかなえの身の回りの雑用係。仮採用された理由は、主人公と同世代で若者の恋愛について知っていると思ったからというものだった。黒崎(生瀬勝久)の余計な一言で、恋愛に興味がなくかなえの作品についても知らないとバレた涼は、脚本家になるために「なんでもやります!」と食らいつく。そんな涼に、かなえはキャラクター作りが難航している新作ドラマのために、マッチングアプリで今どきのリアルな男性像のリサーチをしてほしいと頼むのだった。そこで涼はマッチングアプリを使ってみることになり――というのが3話の展開。

実はかなえがゾンビとスプラッターが好きで業界入りしたものの、最初に書いた恋愛作品がヒットしてしまい、それ以降まともな恋愛経験がないにも関わらず恋愛脚本家の看板を背負ってきたことがわかる。それでも書けない理由にはせず、一線で活躍するかなえにSNSでは「恋愛作品の名手とされていた大平先生が実は恋愛経験自体はさほどなく、実はゾンビとスプラッターものが好きで、とりあえず書いてみた恋愛作品が当たりそれからずっと恋愛作品を書いているってのもよかった。わかりやすく恋多き女ではないのが…」や「夢は叶って終わりじゃない。叶ってからが本当の始まりなんだよね。恋愛なんてまともにしたことない先生が初めて担当した恋愛ドラマが当たったからって理由でずっとその枠で活躍し続けてきたその努力は相当なものだよ」、「「経験がないことを本が書けない理由にしちゃダメ。才能があれば書ける人は書けるの」この言葉重てえ〜……」などの声が。

また、キャラクターが定まらず締切まで時間がないことから、テレビ局側から第1話だけ若手脚本家に書かせてみてはと言われ自暴自棄になったかなえに、涼は「今まで先生のドラマを観てこなかったことを猛烈後悔しちゃいました。確かに恋愛ドラマではあるんですけど、どのキャラクターも生き生きしてて人間ドラマとして秀逸というか」と思いを伝える。そして、今日偶然カフェで出会ったマッチングアプリで婚活をしている女性の話をし、現代の恋愛は俺様よりも誠実で普通な男性が求められていると言う。涼のアイデアから無事ひらめきを得たかなえは、彼女を正式採用するのだった。

そんな二人の関係に「涼と大平先生の関係が凄く良かった。実は恋愛経験がほぼ無かった先生。必死に書いて来たけどコンプレックスもあってそこにノー恋愛主義の涼の存在がぴったりはまった感じ。涼は涼で先生との出会いで新たな世界が広がったし、この風変りな師弟関係?が面白くなりそう」や「今回の筒井真理子のエピソードはとても良くて、そのアシとして活躍する堀田真由は魅力が出てた」、「色々あったけど無事大平先生書けた!大平先生にとって堀田真由さんすごい響いてそう」などの声が上がっている。

【第4話あらすじ】

大した貯金もないのに会社を辞めて脚本家になる決意を固めた涼(堀田真由)は、なりふり構わず弟子入りした恋愛脚本家・大平かなえ(筒井真理子)にアイデアを採用され、かなえの下で正式にプロットライターとして働かせてもらえることになった。売れっ子脚本家への道を確実に歩み始めていると実感して張り切る涼だが、大家から家の更新料30万円の支払いを催促されてピンチに陥る。

芽(畑芽育)の学費の支払いがあるにも関わらず、今すぐ30万円を用意することは、恵(仁村紗和)の貯金と合わせても今の町田家には到底無理。それでも誰にも頼りたくない涼は「わたしの原稿料で埋め合わせる」と姉妹の前で大見得を切り、かなえから原稿料をもらおうとするものの、「あなたまだ何も書いてないじゃない」と一蹴されてしまう。脚本家の世界は原稿料後払いが通例。ましてやまだ何の実績もない涼がそう簡単にお金をもらえるはずもなかった。こうなったらひたすら書くしかないと腹をくくった涼は、かなえから依頼された恋愛ドラマのプロットを考え始めるが、恋愛に興味がなさすぎて何も思い浮かばない。

一方、芽は沼田(深田竜生)の秘密を知ってしまったことから、沼田に口をきいてもらえなくなってしまう。そんな町田家に、長らく音沙汰のなかった母・満美(坂井真紀)が突然帰って来る。自由奔放で超スーパー恋愛体質な満美の重大発表が、涼たち姉妹をますます窮地に陥れ――。
「若草物語 恋する姉妹と恋せぬ私」は毎週日曜22時30分〜日テレ系にて放送中。



(シネマカフェ編集部)

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