岩屋氏、イランに自制要求=中東情勢巡り電話会談

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2024年10月21日 16:01  時事通信社

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時事通信社

 岩屋毅外相は21日、イランのアラグチ外相と約40分間電話会談した。イランによるイスラエル攻撃を含む中東情勢の悪化について懸念を伝達。イランなど全ての関係者の自制を強く求めた。両外相は事態が緊迫化した場合、在留邦人の保護で協力する方針を確認した。

 両外相はイランの核問題を巡っても意見を交わした。岩屋氏は核開発の監視強化や実態調査について「イランによる国際原子力機関(IAEA)への一層の協力が不可欠だ」と強調した。

 岩屋氏はカンボジアのソック・チェンダ・サオピア副首相兼外相とも電話で会談。同国の持続的発展に向け、インフラ整備、海上交通路(シーレーン)強化、地雷対策の3分野で協力を推進していくことで一致した。 
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