都道府県別情勢=近畿(2)【24衆院選】

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2024年10月21日 19:01  時事通信社

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時事通信社

 ◇1、2区は僅差の戦い=滋賀

 自民は今回も議席独占を狙うが、1、2区は接戦だ。1区は自民前職大岡が組織票固めに懸命。前職斎藤は国民民主を昨年離れて「教育無償化を実現する会」に参加し、公示直前に維新へ合流。前回推薦を受けた連合の支援が今回見込めないのは痛手だ。2区は自民前職上野がやや先行。連合の推薦を受ける立民新人平尾と、維新前職徳永が追う展開。3区は自民前職武村が農林水産副大臣の実績を訴えて優勢だ。維新新人出路は政権批判票を取り込もうと必死だ。

 ▽滋賀1区(3人)

黄野瀬明子41 元県議   共新 

斎藤アレックス39☆元議員秘書 維前(1)

大岡 敏孝52☆元環境副大臣自前(4)

             推(公)

 ▽滋賀2区(3人)

上野賢一郎59☆元財務副大臣自前(5)

             推(公)

徳永 久志61☆元外務政務官維前(1)

平尾 道雄73☆元米原市長 立新 

 ▽滋賀3区(4人)

武村 展英52☆農水副大臣 自前(4)

             推(公)

出路 真吾41☆元議員秘書 維新 

佐藤 耕平42 党県委員  共新 

北野 裕子39☆元会社員  参新 



 ◇2区、世耕わずかに先行=和歌山

 1区は維新前職林と自民新人山本の激戦。林は初当選した昨年4月の補欠選挙同様、維新幹部が来県しててこ入れを図る。出馬表明が遅れた山本は知名度向上が課題。2区は自民を離党し、参院からくら替え出馬した無所属新人世耕が地元首長らの支持を固めわずかに先行。党幹事長を長く務めた父の地盤を継いだ自民新人二階が激しく追うが、自民支持層への広がりを欠く。

 ▽和歌山1区(6人)

林  佑美43☆元和歌山市議維前(1)

村上 賀厚65☆会社役員  立新 

林元 将崇26 飲食店経営 参新 

山本 大地33☆元和歌山市議自新 

井本 有一58 元和歌山市議共新 

正司  武73 政治団体代表諸新 

 ▽和歌山2区(5人)

楠本 文郎70 元県議   共新 

新古 祐子52☆元和歌山市議立新 

二階 伸康46☆元議員秘書 自新 

高橋 秀彰42 政治団体代表諸新 

世耕 弘成61 元経産相  無新 



 ◇立候補者一覧の見方

 候補者の氏名は原則として届け出名で敬称略。年齢は投開票日現在の満年齢。肩書の「元」は前職を含む。丸かっこは当選回数。

 並びは届け出順。選挙区名に続く丸かっこは候補者数。候補者名の後に年齢、肩書、党派、前職・元職・新人の別。「推」は推薦で、丸かっこは推薦政党。☆は比例代表との重複。

 自=自民党、立=立憲民主党、維=日本維新の会、公=公明党、共=共産党、国=国民民主党、れ=れいわ新選組、社=社民党、参=参政党、み=みんなでつくる党、諸=諸派、無=無所属。 
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