映画『六人の嘘つきな大学生』完成披露舞台あいさつが21日、都内で行われ、俳優の浜辺美波(24)、赤楚衛二(30)、佐野勇斗(MiLK/26)、山下美月(25)、倉悠貴(24)、西垣匠(25)、佐藤祐市監督(62)が登壇した。
【全身カット】デコルテチラリ!美しい二の腕輝くセクシーなドレスで登場した山下美月 本作の要となる“六人の嘘つきな大学生”を演じた浜辺、赤楚、佐野、山下、倉、西垣。開幕とともにステージ上に6人のシルエットが大きく映し出され、幕落ちとともに華やかに登場するかと思いきや、シルエットは映像で幕の向こうには誰もいない。同時にBGMも急に切られた会場には、観客の「えぇ!!」という驚きの声がもれ聞こえた。
集まった観客たちが壇上に存在する“嘘”の大きな文字に気を取られていると、ショッキングピンクの大階段から6人が登場し、驚きと共に大きな歓声が。そんな“嘘つき”なサプライズ演出からイベントはスタートした。
階段から降りる浜辺を佐野が、やましたを赤楚がエスコートしてステージへ上がった6人。主演を務める浜辺は「皆さんに楽しんでいただけるように、この舞台あいさつでは、なるべくうそをつかずに本当のことを話したいと思います(笑)」とあいさつ。
そんな中、赤楚は「MiLKの佐野勇斗です!」と大胆にうそをつくと、佐野はすかさず「違うよ!」とツッコミ。赤楚は「あ、赤楚だった(笑)。短い時間ですが、うそをつきまくりたいと思いますので、よろしくお願いいたします」とユーモアたっぷりに自己紹介していた。
原作は、2021年に刊行され、「2022年本屋大賞」ノミネートをはじめさまざまなランキングを席巻、現在までに累計40万部を突破している浅倉秋成氏による同名小説(角川文庫)。就職活動を舞台に六人の登場人物の裏の顔が巧みに暴かれていく“密室サスペンス”要素と、そこで明らかになった六人の「嘘」と「罪」の真相が、クライマックスで次々と伏線回収される“青春ミステリ”要素を圧倒的なクオリティで掛け合わせ、大人気を博している。