黒木華&佐藤大樹ら主演、オムニバスドラマ「風のふく島」放送

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2024年10月22日 14:21  cinemacafe.net

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「風のふく島」Ⓒ「風のふく島」製作委員会
福島12市町村移住者たちの実話を基に紡ぐ心温まるヒューマンドラマ「風のふく島」の主演を、大友康平、黒木華、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)、渋川清彦、駿河太郎、本田響矢が務めることが分かった。

東日本大震災の際、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う避難指示の対象となった福島12市町村。そこには、夢をもって移住してきた者、復興のために動き出した者、福島の地で生まれ育った者、挑戦し続ける者。それぞれの思いを胸に、激動の福島を駆け抜けて活躍する移住者たちの姿があった――。

本作は、昨年放送された本郷奏多&大沢一菜W主演「姪のメイ」と同じく、福島12市町村を舞台にしたドラマ。今回は、実在する12名の移住者たちにフォーカスした1話完結のヒューマンドラマとなる。

葛藤や挫折をしながらも、それぞれの課題に挑戦して移住に至る姿や、福島県の人々との交流を通じて成長していく様子を、実在する場所やモデルとなる人物にインタビューを行い、そこから着想を得たストーリーをオムニバス形式で紡ぐ。「鬼」扱いされる、一見怖い主人公が、子どもたちと交流を重ね、伝統行事に熱意を燃やす主人公が、移住の地でどう立ち回るのかなど、モデルの魅力を主人公に投影させて描く。

「鬼」と恐れられている、双葉町に移住した元復興副大臣・好川治役の大友康平は、「大震災からの復興。未曾有の出来事を風化させないこと。この二大テーマに貢献できる内容のドラマに参加させていただき大きなやり甲斐と責任を感じます」とコメント。

風景に惚れ込み、移り住む川俣町でカメラマンとなった小賀ひとみ役の黒木華は、「前へと進む福島を描いた作品に参加できることを嬉しく思いますし、何か少しでも手助けになれるよう精一杯頑張ります」と意気込む。

南相馬市で馬の社会的地位の向上を目指す、いまどきの青年・中村優神役の佐藤大樹は、「福島県は僕の祖父母の家があり、子供の頃から毎年必ず訪れる、大好きな場所です。この作品を通して福島県の魅力が少しでも伝わるように僕も全力で演じます」と話す。

トライアルでの町おこし計画を川内村で行う東道進一郎役の渋川清彦は、「三木監督に自分のもっているモノを委ね、何か面白い作品ができれば幸いです」と語る。

サーフィンで広野町を盛り上げるホテルマン・大迫保役の駿河太郎は、「サーフィンが好きな気持ちはこの業界の誰よりも強いと思います。仕事でサーフィンが出来るなんて最高でしかありません」と参加を喜んだ。

葛尾村への思いを胸に畜産業に携わり、とある事情を抱えた男と出会う田伏武洋役の本田響矢は、「この村の良さを役、作品を通して観てくださった皆さまに伝えられたらいいなと思います」とコメントしている。

残る6話の主演キャストは、後日発表予定だ。

なお監督は「君は放課後インソムニア」の池田千尋、お笑いコンビ「ダブルブッキング」の川元文太、「架空OL日記」の住田崇、『市子』の戸田彬弘、『チワワちゃん』の二宮健、『夜明け』の広瀬奈々子、「時効警察」の三木聡が決定している。

「風のふく島」は2025年1月10日より毎週金曜日24時42分〜テレビ東京ほかにて放送(※BSテレ東:1月13日スタート毎週月曜24時〜/福島テレビ:3月放送予定)。




(シネマカフェ編集部)

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