西田敏行さんの“空気を変えたひと言” 「一瞬で察知して…」安住紳一郎アナが回顧

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2024年10月22日 18:50  Sirabee

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Sirabee

(©ニュースサイトしらべぇ)

TBSの安住紳一郎アナウンサーが、20日放送の『安住紳一郎の日曜天国』(TBSラジオ)にて、17日に虚血性心疾患のために亡くなった俳優の西田敏行さんの思い出について語った。

■「西田さんのような大人に」

西田さんのヒット曲「もしもピアノが弾けたなら」にまつわるエピソードがリスナーから寄せられると、安住アナは「私も番組で何度かお世話になりましたし、小学生の頃に見た西田敏行さんのドラマは、本当に今でも忘れられないし、とても自分の人生に影響を与えているなと思うことがたびたびあります」と話す。

「『池中玄太80キロ』、『釣りバカ日誌』、『淋しいのはお前だけじゃない』と、本当に今でも、ストーリーをすぐにでも思い出せるようなドラマの数々でした」と西田さんの代表作を挙げ、「ユーモアのある西田さんのような大人になりたいと思ったし、そういう世界に憧れたというところもあります」と偲んだ。

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■人柄を振り返る

さらに、「大人になってから、西田さんと一緒に仕事ができるようになったことを、誇りにも思うし…」と述べ、西田さんの人柄について「本当に私のような若輩者にも、本当に丁寧に接してくださって…」と切り出す。

安住アナが初めて西田さんと対面したのは、安住アナが27〜28歳ごろの「何も分かっていないような、アナウンサー駆け出しのころ」だったという。

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■安住アナを見るなり…西田さんが発した“一言”

初対面時の西田さんについて、「当然、西田さんは芸能界を代表するスターなわけで。たぶん、私が委縮するんだろうということを一瞬で察知して、そのときに…今だと西田さんの一流の芝居だと思うんですけど、私を見るなり『あー、安住さんだ。本物の安住さんだ! うわー、すごーい!』なんて言って、わざと西田さんはそういうふうなことを言ってくれるんですよね」と、安住アナを見てはしゃぐような様子を見せたことを明かす。

「(西田さんは実際には)そんなことは思ってもいないだろうけれど、そう言われると、私はやっぱり気持ちが少し強く出られるから、西田さんに対して引け目なくインタビューができるっていうような状況を、一瞬で作ってくださるっていうような方で…」と、インタビューしやすい状況を作ってくれたことを振り返った。

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■「現場の空気を作る人」

さらに、「本当にあのときの出来事とか、西田さんがそういう気遣いをして若い人たちも委縮しないように、現場の空気を作る人なんだなということが分かって…本当に立派な方でした」と改めて悼む。

「もう西田さんの仕事が見られないと思うと、本当に寂しい限りです」と惜しみ、『池中玄太80キロ』の挿入歌だった、杉田かおるの「鳥の詩」と、西田さんの「もしもピアノが弾けたなら」を2曲続けて流した。

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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)
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