吉本新喜劇のレジェンド池乃めだか(81)が、22日までに、後輩・小籔千豊(51)のYouTubeチャンネル「ベロベロ小籔」に出演。昨年2月に脳梗塞を発症した当時を振り返った。
新喜劇時代から、めだかを敬愛する小籔が「めだか師匠と本気飲み」と題して配信した企画。めだかは、この日も送ってもらって到着したという9歳下夫人に「嫁はん倒れたり、病気でいったらなんもできへん」と感謝しつつ、小籔とトークを進めた。
めだかは今年、芸歴58年。小籔から「僕らその(めだかの)年まで無理やと思いますわ」などとねぎらわれると、思わず「普通の81(歳)やったらな。もうちょっとマシやねんけど。やっぱり脳梗塞、こたえてるわ」と切りだした。
「なんか布団の中で寝られへんかって。布団の中でちょっと腕立て伏せをやってな。20回くらいやって。『これで寝られるな』思(っ)て。そんで、寝るのにあおむけにならなあかんやろ。力入れて回ってあおむけになって、ふっと頭下ろした途端に、ジーンとなったんや」
片方の手を出し「こっちはなんともないもん」。そこで「これは脳(梗塞)やな」と感じたという。
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その日はそのまま床に就き、翌日は病院の予約がとれず、新喜劇の稽古があったため予定通り参加した。
「ほんで、稽古の時、おれが校長の役でな。で、(西川)忠志君に『おい、ひょっとして脳梗塞かわかれへん』言うてな」
ここまでの状況を西川に説明したところ、スタッフらにも病院へ行くよう強く勧められ、やっと病院へ。
「1回目の舞台終わって行ってん。(後輩が心配で同行し)ありがとうございました言うて帰ろう思ったら、先生(医師)話があるって。映像見せられて、『すぐ入院してもらわなあきません』ってなった」
病院でMRI検査を受けた結果、脳梗塞を発症していることが確認された。
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「舞台衣装のまま、そのまんま入院や。嫁はんに(着替えなど)持ってきてもろて」
緊急入院となった経緯を説明した。
これに、小籔は「突然でしたけど、ほんま、バーンって倒れたりせんんでまだよかったですね」。めだかも「そやな、そのままサヨナラの人がな、おるからな」と返し、小籔も「だいぶラッキーですよ」。舞台復帰も遂げためだかに「80歳超えて舞台立ってる人間て、だいぶ限られてるんですよ」と敬意を表していた。
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