北斗晶、愛犬の最期を振り返り涙 「“痛い苦しい”伝えてくれたらいいなって」

0

2024年10月23日 19:48  ORICON NEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ORICON NEWS

愛犬の最期を振り返り涙した北斗晶(C)ORICON NewS inc.
 タレントの北斗晶(57)が23日、都内で開かれた韓国映画『DOG DAYS 君といつまでも』のプレミアム先行上映会に登場した。

【写真】思わず涙…愛犬について語った北斗晶

 愛犬家で知られる北斗は、9月30日に急死したフレンチブルドックの花との思い出を振り返った。飼い始めた時は、長男が反抗期だったそうで「家庭が明るくなった」と回想。また自身ががんで闘病中だった際も、外出が億劫になる中、「頭をペロペロ舐めたりして一緒に外に行こうと誘ってくれたのが花でした」と声を震わせた。

 『DOG DAYS 君といつまでも』は犬と人間、他人同士が出会い、絆を結んでいく心温まる物語を描いた同映画を視聴した北斗は「愛犬がもし喋れるなら言ってほしい言葉は“痛い苦しい”なんです。それを伝えてくれたらいいなって映画を見て思いました」と語った。

 花が危篤の歳、鹿児島で最期には立ち会えない可能性もあったが、治療で看取れたという。しかし、「先生に、この子は私たちを待ってる間、機械につながれて苦しいですかね?って聞いたら、苦しいと思いますって言われて、その瞬間にもう抜いてくださいってお別れする覚悟ができた。それもこの映画を見たから」と回想し、「だから絶対にヒットしてほしい映画です」と力強く紹介した。

 また、大事なものについて聞かれた北斗は命と書いたフリップを提示。「命と時間というのは大切にしていかないといけない。いつまでも生きていけると思っていなくなることを想像できなかった。花がいなくなってまだ全然1ヶ月も経っていないんですけど、いないことに慣れない」と悲しみをにじませつつも「命はこの世に生まれたもの全員が思っているもので、だから優しく生きていたいなって思うんです」と話していた。

 キム・ドクミン監督の『DOG DAYS 君といつまでも』は犬と人間の絆を描いた物語。韓国人俳優として初のアカデミー賞助演女優賞を受賞したユン・ヨジュンが、愛犬ワンダだけを心の支えに孤独に暮らす建築家を熱演。動物病院「DOG DAYS」の家主で犬嫌いの家主役をユ・ヘジンが務める。11月1日から公開。

    ニュース設定